ここまで読んで少額取引に関する基本的なことは理解していただけたかと思います。
最後に初心者が取引する上で気になる「よくある疑問」を解決しておきましょう。
FX初心者は少額投資から始めるべき?注意点・コツや少額から始められるおすすめ口座も紹介
一般的にFX初心者は少額から取引を始めることがおすすめされます。
大切なお金を使って取引をするのですから、知識がない状態で大金を投資すべきではないことは誰でも理解できるはずです。
しかし「少額って具体的にいくらからできるの?」「注意した方がいいことはどんなこと?」とわからないことばかりだと思います。
そこで今回はFX初心者が少額から取引を始めるべき理由をていねいに紹介していきます。
他にもFX初心者が意識したい注意点や、「少額から始められること」に絞ったおすすめのFX会社も紹介します。
- FX初心者は少額から取引すべきです
- 具体的には1,000通貨以下から始めるのがおすすめ
- レバレッジは低めに設定、取引コストを抑えることなどが大切
FXはいくらから取引できる?
漠然とこのような疑問を感じている人も多いと思います。
結論、FXは本当に少額であれば 100円程度から始めることができます 。
例えば1ドル100円のときに、1通貨から買えるFX口座を利用すれば、100円で購入できます。とても単純な話ですね。
(あとで説明しますが、松井証券は数少ない1通貨から買える会社です)。
しかし一般的には少なくとも4、5,000円程度から取引を始める人が多いです。それだけあれば、現実的に利益を出していくことも難しくありません。
「そんな少額では稼げないんじゃない?」と思うかもしれませんが、決してそんなことはありません。
なぜならFXには「レバレッジ効果」があるからです。
FXが少額から取引できる理由|レバレッジ
レバレッジ取引とはFX口座に入金した金額の数十倍の取引ができる仕組みです。
日本の個人口座では最大で25倍のレバレッジを効かせて取引できます。
例として1ドル100円、1,000通貨単位から購入できるFX会社で取引することを考えてみましょう。
仮にレバレッジがなければ100円×1,000通貨=10万円が、最低限必要になる金額です。
しかし10万円分のドル(1,000ドル)を買うのに25倍のレバレッジを効かせると、10万円÷25=4,000円となります。
つまり、4,000円あれば10万円分の取引ができるということになります。
ここで1ドルが100円から101円に上がるとすると、1,000円分(1円×1,000通貨)の利益が4,000円の元手から得られます。
FX初心者が少額取引からはじめるべき理由
FAはレバレッジがあることで少額から取引できると説明しました。
さらにFXを始めたての人が少額から取引した方が良いのには、以下のような理由があります。
- 失敗の損失を抑えられる
- 取引経験を積みやすい
- 気持ちの余裕を持って取引できる
①失敗の損失を抑えられる
1つめの理由は失敗の損失を抑えられることです。これは投資の経験が浅い人でも直感的に理解できるのではないでしょうか。
自分が深く理解していないことに「なんとなく」大金を注ぎ込んで、大きな損を被ってしまうようなことは世の中にたくさんあります。
とある失敗をして10%の損失が出てしまうというようなケースでも、100万円の10%は10万円ですが、5万円の10%なら5,000円に抑えられます。
FXだけでなく投資をする上で失敗を避けることはできません。
しかし長く取引を続けるためには 1回の失敗の損失をいかに小さくできるかが大切 になります。
②取引経験を積みやすい
2つめの理由は少額取引の方が取引経験を積みやすいからです。
これは1つめの「失敗の損失を抑えられる」にもつながることです。 FXの注意点
子どもが自転車に乗れるようになるまでには、何度も転んで痛い経験をしながらコツを掴んでいきます。
これと同じことがFX投資でも言えます。
最初は売買のタイミングが難しくて、損をしてしまうことが少なくありません。
自分のお金が減ってしまうのはとてもつらいことですが、その失敗経験から多くの学びがあるはずです。
少額取引で損失を小さく抑えることができれば、失敗を繰り返したとしても、すぐに取引できなくなってしまうことはありません。
「負け戦から学べるものなどない」という考え方もありますが、投資では1回の失敗から学べることが多いのは事実です。
③気持ちの余裕を持って取引できる
3つめの理由が少額なら気持ちに余裕を持って取引できるからです。
これも先の「損失を抑えられる」に通ずるところがあります。
FX取引の成功と気持ちの余裕には、大きな相関があります。決して精神論ではありません。
仮にFX初心者が大きな損失をしてしまったとしましょう。ほとんどの人は「損した分を取り返したい」と焦ってしまいます。
そのような精神状態では、含み益が出たら我慢できずにすぐに利益を確定してしまいがちです。
逆にさらに含み損が出てしまうと、これ以上の損失は避けたいので、なかなか損切りができません。
冷静な判断ができずに、ますます悪循環にはまっていくばかりです。
これを防ぐためには そもそもの大きな損失を防ぐことが重要 です。
また経験を積み重ねることでも、少々の失敗では動じない精神状態を得られるのではないでしょうか。
初心者が少額で始めた方がいい理由は、紹介した3つすべてがつながっています。
初心者が少額からFXをはじめる際のポイント
ここまでの話で少額で取引を始めるべき理由はわかっていただけたかと思います。
以下では初心者がFXをはじめるときに、具体的に注意したいポイントや考え方を5つ紹介してきます。
- まずはデモから始める
- レバレッジは低めに設定する
- 損小利大を狙う
- 取引コストを抑える
- 本や動画でFXを学習する
まずはデモから始める
ほとんどのFX会社ではデモ取引ツールが用意されています。全くの初心者がFXを始めるのなら、まずはデモ取引から始めることをおすすめします。
デモ取引とは実際にお金に入金することなく仮想のお金を使って取引を体験する練習です。
とは言え、配信される通貨レートは実際のものですし、パソコンやスマホなど利用できる取引ツールも本番と同じものが利用できます。
「でも所詮はお遊びでしょ?」と思うかもしれませんが、実際に取引してみると、本番さながらの緊張感で取り組めます。
経験を積むという意味では実際のお金を使った取引に勝るものはありません。
しかし取引ツールの使い方や注文方法を学びたい、FXの雰囲気を体験したい、という人であれば、まずはリスクゼロのデモトレードから始めましょう。
レバレッジは低めに設定する
FX取引の魅力はレバレッジを効かせることで、少額でも取引できることだと説明しました。
しかし初心者のうちはレバレッジを抑えて取引することをおすすめします。
レバレッジを使えば効率よく稼げますが、一方で同じだけ損をするリスクもあります。つまり、レバレッジ取引はハイリスク・ハイリターンな取引と言えます。
繰り返しになりますが初心者が一番避けたいのが、いきなり大きな損失を出して、FX取引から退場しないといけないことです。
少額の損失であればすぐに続けられなくなることはありませんし、続けられれば利益を得られる確率も上がります。
具体的には、 初心者のうちはレバレッジを3倍程度におさえて取引すると良い でしょう。慣れてきてから徐々に上げていくのでも、遅くはありません。
損小利大を狙う
FXの世界では「損小利大を意識せよ」と言われています。
損小利大とは 損失は極力小さく抑えて、利益は大きく伸ばす という考え方です。
より具体的に言うと、「読みが外れて含み損が出たら、できるだけ早めに損切りをする」「含み益が出たら、すぐに決済せずにできるだけ粘って利益を伸ばす」というようなことです。
これは経験を積んだ投資家であっても、実践するのは簡単なことではありません。
特に初心者は「損小利大」の方針を忠実に守ることで、良い結果につながりやすくなります。
取引コストを抑える
初心者が見落としがちなことに「取引コスト」があります。しかし取引コストにはシビアになってもなり過ぎることはありません。
成功している投資家は誰しもが、取引コストに敏感です。
FXにおける取引コストとはスプレッド です。
スプレッドとは通貨ペアの売値(BID)と買値(ASK)の差のことで、実質的なFX会社の手数料に相当します。
スプレッドは1売買「0.2銭」など金額が小さいので、初心者はなおざりにしてしまいがちです。
しかし本格的に取引を始めると、月に何百回、何千回という取引をすることになり、スプレッドも大きく積み重なっていきます。
スプレッドが大きくなれば、それだけ利益が減ってしまいます。
FXの注意点
本や動画でFXを学習する
言うまでもありませんが、FX初心者は本や動画でしっかりと学習することが成功への近道です。
初心者が学ばずにいきなり取引を始めても、成功する確率は限りなく低いです。
「ビギナーズ・ラック」で成功することもありますが、まず長期で勝ち続けていくことは無理でしょう。
幸いにして今はインターネットや動画など学べる場所がたくさんあります。
またFX各社は初心者向けのコンテンツや動画セミナーを用意して、学びやすい環境をつくってくれています。
自己流の癖が付いてしまう前に、まずは 多くの投資家が実践している基本の型を学ぶ ようにしましょう。
初心者が少額からのFXで失敗しないための注意点
次にFX初心者が「失敗しない」ために大事なことを5つお伝えしていきます。
- ルールに従って取引する
- 根拠なく何度も取引をしない
- 余剰資金以上のお金は出さない
- 1,000通貨以下からはじめる
- 短期で利益を出そうとしない
ルールに従って取引する
失敗する初心者は感情に振り回されてしまいがちです。
少しでも損をすると、その分を取り戻そうとして、冷静な判断ができなくなります。
FX取引ではいかに自分の感情を挟まずに淡々と取引できるかが大切です。感情を切り分けるためのポイントが「ルールをつくって、それに従って取引すること」です。
ルールを決めていない人は、買った通貨の価格が下がってもいつまでも損切りすることができません。
また少しでも利益が出たら売ってしまい、さらなる値上がりを逃してしまう、ということもあります。
ルールは人によって様々ですが 「損切り」「利益確定」「エントリーのポイント」だけでもルールを決めておくのが良い でしょう。
根拠なく何度も取引をしない
これも初心者にはありがちな注意点です。
FXでは根拠もなく何度も取引をすると失敗する確率が上がります。特に少し利益が出た初心者が陥りやすい罠と言えます。
人はちょっとした成功体験をすると「また同じ結果になるはず」「取引せずに儲けるチャンスを逃してしまうのがイヤだ」とむやみやたらに取引をしてしまいがちです。
しかしこのような「なんとなく」の取引で利益を出し続けることは難しいです。
自分のルールでは「買い」のタイミングだから、分析ツールを使った上で納得できる予測が出ているから、など、取引の根拠は必ず持つようにしましょう。
余剰資金以上のお金は出さない
FXの注意点
FX取引を続けるためというよりは、生活を破綻させないためにも余剰資金以上のお金を投資に回すべきではありません。
FXにはロスカットがあります。
ロスカットは投資家の損失が大きくなるのを防ぐための制度です。
ポジションの評価損の額が口座に預け入れた金額(保証金)の一定の比率に達すると、自動で決済され、取引が終了します。
参考:ロスカット・ルールの整備・遵守の義務付け | 一般社団法人金融先物取引業協会
自分の意図しないロスカットが行われると、その分を取り戻そうと追加で入金をしてしまう人がいます。
追加で入金する際は、必ず生活資金とは別の余剰資金で行うようにしましょう。
1,000通貨以下からはじめる
少額投資をするなら 1,000通貨以下から始めることをおすすめ します。
その理由は1,000通貨単位なら複数のFX会社の選択肢があるからです。
一般的には1万通貨からしか取引できない会社が多いでが、「少額から取引できる」ことを売りに、1,000通貨単位で取引できるサービスもいくつかあります。
先にも見ましたが、1,000通貨単位で売買できるFX会社なら、1ドル100円のとき、4,000円から取引を始められます(レバレッジ25倍)。 FXの注意点
1,000通貨は少額の資金でリスクを抑えつつも、十分な利益を狙える通貨量です。
短期で利益を出そうとしない
少額取引で意識したいのが短期で利益を出そうとしないことです。
少ない資金でFX取引をすると、リスクを抑えられる反面、1回の取引で大きな利益は望めません。 FXの注意点
すると「同じ取引をするなら、もっと楽をして一気に利益を出したい」という気持ちになりがちです。
そうなると最大25倍のような大きなレバレッジで取引してしまったり、追加で予定以上の資金を投入してしまう人も少なくありません。
大きなリスクを取って、大きなリターンを狙う局面もありますが、それは投資に慣れてきた人が行う方法です。
少額1000通貨から取引可能なFX会社
具体的に少額投資ができるおすすめのFX会社を5つ紹介します。
「何通貨から取引できるのか」「どんな特徴があるのか」をできだけ端的にまとめて紹介していきます。
松井証券は日本を代表する証券会社です。2021年にFXサービス「MATSUI FX」をリニューアルして、注目を集めています。
松井証券(MATSUI FX)の特徴は業界最小の 1通貨単位から取引ができること です。
最小通貨単位が1,000、1万であることが多いFXで、1通貨から取引できるのは他に例がありません。
1ドル100円なら100円から取引できますし、最大25倍のレバレッジをかけることもできます。
スプレッドも業界最狭水準で、取引コストを抑えることができます。
また、通常は証拠金(預け入れ金)と売買金額によって自動で決まるレバレッジですが、松井証券(MATSUI FX)は1倍、5倍、10倍、25倍の4つのコースから任意に選ぶことができます。
さらに公式LINEでは設定した経済指標やマーケットの急変動、売買シグナルの通知を受けることができて便利です。
LIGHT FX
LIGHT FXはトレイダーズ証券が運営するFXサービスです。同社は「みんなのFX」も提供していることで有名な証券会社です。
「もっとライトにやさしく、わかりやすく、あらゆるシーンで」をコンセプトに運営されています。
LIGHT FXでは最小1,000通貨から取引ができます。
スプレッドは業界最狭水準、スワップポイントも高水準で中長期の投資にも向いています。 FXの注意点
取引ツールはパソコン版2種類とスマホ版も用意されています。
特にスマホ版は直感的に操作がしやすいのが特徴です。ワンタッチ注文はもちろん、モバイルでも扱いやすい描画機能も備わっています。
外出先でも本格的にチャート分析をしながら取引できます。
初めての人から上級者まで、納得できる取引環境が用意されています。
みんなのFX
みんなのFXも上記のトレイダーズ証券が運営するサービスです。1,000通貨単位(0.1Lot)からリスクを抑えて取引できるのが特徴です。
みんなのFXのスワップポイントは業界最高水準です。
複数の金融機関と取引することで競争の原理を働かせて、ユーザーに有利なスワップポイントを提供してくれています。
スプレッドも業界最狭の水準です。スプレッドは投資家にとっての実質的な手数料となるため、狭いに越したことはありません。
また使いやすいツールが複数用意されているのも魅力です。
パソコン版ではシンプルな取引に特化した「Webトレーダー」と、画面のレイアウトが自由で、本格的な分析ができる「FXトレーダー」の2種類があります。
またスマホアプリでは個人やトレーダーの 自動売買プログラム(ストラテジー)を探して利用できる機能が便利 です。
長期的にFXをやっていきたい人でも満足して利用できるFX口座です。
外為どっとコム
外為どっとコム(外貨ネクストネオ)はFX一筋19年でサービスを提供している、老舗のFX会社です。
最小取引単位は1,000通貨でリスクを抑えて、少額から取引ができます。
外為どっとコムには非常に多くの注文方法が用意されています。
売買したいレートを指定する「指値注文」や、損切りラインを決めておく「ストップ注文」、買いと売りをセットで注文できる「IFD注文」など、取引を楽にしてくれる注文がたくさんあります。
また「ぴたんこテクニカル」という テクニカル分析ツールの評判も良い です。
「お天気シグナル」では複数のテクニカル分析の結果を「買い」「売り」でわかりやすく表示してくれます。
現在のチャートの動きを過去の例を参考に分析して、未来の動きを予想する「みらい予測チャート」も人気のツールです。
ほぼ毎週開催される動画で視聴できるセミナーや、教育サイト「マネ育ch」など、これから学びたい人のためになるコンテンツがたくさんあるのも魅力です。
外貨ex byGMO
外貨ex byGMOでは取引1,000通貨単位からできます。
GMOインターネットグループ会社ならではの安心感があります。
スプレッドは業界最狭水準でムダな費用が発生せず、効率よく取引できます。
また外貨ex byGMOでも、 レバレッジに応じて1倍、10倍、25倍と3つのコースが用意 されています。
25倍コースでも低レバレッジで取引することはできますが、低いレバレッジコースを選ぶことで、ポジションの取り過ぎを防げます。
「ファイナンススタジアム」、会員限定のFXレポートなど、初心者向けのコンテンツも充実しています。
【Q&A】少額取引に関するよくある質問
FXの注意点
ここまで読んで少額取引に関する基本的なことは理解していただけたかと思います。
最後に初心者が取引する上で気になる「よくある疑問」を解決しておきましょう。
- 初心者向けの通貨ペアは?
- スマホアプリでも取引できる?
- 少額からの自動売買はおすすめ?
- FXは誰でもできる?
初心者向けの通貨ペアは?
初心者向けの通貨ペアは米ドル/円、ユーロ/円 です。
なぜなら米ドル、ユーロは世界で流通している量が圧倒的に多く、初心者でも情報を手に入れやすからです。
米ドルは言わずもがな、世界の基軸通貨です。
ユーロは第2の基軸通貨と言われる主要な通貨で、米ドルと反対の動きをする傾向が強いと言われています。
スマホアプリでも取引できる?
FX各社はスマホアプリでも独自の取引ツールを提供しています。
スマホなら外出先や、すきま時間でも取引することができます。
またアプリの中には登録した通貨の値動きや、相場に関わる重要なニュースを通知で受け取れるものもあります。
ただしスマホアプリは、パソコン版と比べると、細かい分析までできないこともあります。
FXの注意点
少額からの自動売買はおすすめ?
少額からでも自動売買はおすすめできます。
自動売買は初心者でも使いやすいのがメリットです。
まだ専門知識が少ない人でも、難しい分析を自分ですることなく、高度な取引ができます。
しかし少額からの自動売買では、急な相場に対応できずに、すぐにロスカットが行われてしまうこともあります。
また自動売買は、含み損を抱えながら長期で取引するケースも多く、少額の入金ではロスカットの確率が高まります。
FXは誰でもできる?
FX投資は日本に住所があれば、誰でも参加できます。
しかしFX会社の中には未成年の口座開設を認めていないところもあります。
またFX投資は、余剰資金で行うものです。十分な資産形成ができていないうちは、口座開設の審査に通過できないこともあります。
しかし口座開設は無料で申請できますし、維持費もかかりません。
少しでも興味があるならば、申請だけでもしてみる価値はあります。
これらが初心者が少額から取り組むべき主な理由でした。
FXにはレバレッジがあり、少額からでも資金を増やせる可能性があるのが特徴です。
初心者が始めるなら、この記事で紹介したような取引単位が小さい会社で口座をつくることをおすすめします。
MT4対応のおすすめ国内FX会社5選!選び方から登録する際の注意点まで解説
FX
「MT4に対応している業者の中でも、ここを使えば間違いない!って業者が知りたい…」
MT4はFX会社が提供している取引ツールよりも高性能で、世界中の投資家たちに愛用されています。
そこで、本記事ではMT4対応のおすすめ国内FX会社5選を紹介していきます。
MT4ができる国内FX会社を選ぶ3つのポイント
MT4に対応しているFX会社の中でも利用できる機能が異なるので、以下の3つを確認してください。
- しっかりと注文から決済まで対応しているか
- 自動売買に対応しているか
- 通貨ペアの種類は豊富か
1.しっかりと注文から決済まで対応しているか
実はMT4に対応していても、取引ができないところもあるんです。
- チャート分析専用のMT4
- 注文から決済まで対応しているMT4
「注文から決済まで対応しているMT4」なら、MT4で相場分析をしてチャンスが来たら瞬時に注文が出せます。
一方で「チャート分析専用のMT4」の場合はMT4でチャート分析を行い、注文はFX会社の取引ツールで行うため、どうしてもタイムラグが生じてしまいます。
2.自動売買に対応しているか
続いて、自動売買に対応しているかも確認しましょう。
MT4は自分で取引をする取引ツールとしても優秀ですが、自動売買を手軽に利用できる点でも人気を集めています。
自動売買は、分析が苦手な初心者の人や、忙しくて取引をする時間がない人におすすめです。
3.通貨ペアの種類は豊富か
3つ目は、通貨ペアの種類がどれくらいあるのかを確認しましょう。
通貨ペアが多いことで、さまざまな通貨ペア(値動き)に投資できるようになり取引チャンスが増えます。
取引の幅を広げるためにもできるだけ通貨ペアの種類が豊富なFX会社を選びましょう。
MT4ができる国内FX会社へ登録する際の注意点
-
FXの注意点
- 新しく資金を入金する必要がある
- 通常口座とMT4口座は別物
新しく資金を入金する必要がある
MT4を使って取引をする場合、新しい口座に資金を入金し直す必要があります。
ちなみに1,000通貨から取引できるFX会社であれば、5,000円程度でドル円の取引が可能です。
通常口座とMT4口座は別物
通常口座とMT4口座は全くの別物です。
そのため、 通常口座を開設しただけではMT4を使った取引ができない場合があります。
口座の取り扱いについてはFX会社によって対応が異なるので、登録の前に必ず確認しておきましょう。
MT4ができるおすすめ国内FX会社5選!
今後対応する会社が増えるかもしれませんが、 2022年4月時点では国内FX会社5社がMT4に対応しています。
今回はMT4ができるおすすめ国内FX会社5選を紹介していきます。
- 信頼性の高い大手ネット証券を利用したい人
- MT4を自由自在にカスタマイズしたい人
- 楽天経済圏を利用している人
楽天証券は楽天証券株式会社が運営するFX会社です。
楽天MT4口座は、国内大手ネット証券(SBI証券・GMOクリック証券・マネックス証券など)の中で唯一MT4が使えるFX会社です。
MT4に関しては、自由自在なカスタマイズ性が魅力で、利用できるテクニカル指標の数も豊富に揃っています。
最低取引単位 | 1,000通貨 |
取引手数料 | FXの注意点無料 |
スプレッド | 0.5銭(米ドル円) |
通貨ペア | 22種類 |
自動売買への対応 | ◯ |
注文から決済までの対応 | ◯ |
「楽天証券を実際に使っている人の生の評判が知りたい…」 あなたは今このようにお考えではないですか? たしかに、楽天証券は人気の証券会社ですが、具体的にどんな点が優れているのか、逆にどんなデメリットがあるのか気になりますよね。 […]
OANDA
- 信頼性の高いFX会社を利用したい人
- 幅広い通貨ペアに投資したい人 FXの注意点 FXの注意点
- 高機能なテクニカル指標を利用したい人
OANDAはOANDA証券株式会社が運営するFX会社です。
通貨ペアの数に関しても69種類と業界最多水準なので、主要通貨ペアに加えてマイナー通貨にも投資したい人におすすめです。
自動売買の導入をしたい人や豊富なテクニカル指標を駆使して自分で取引したい人、どんな人にもおすすめできるFX会社です。
最低取引単位 | 10,000通貨 |
取引手数料 | 無料 |
スプレッド | 0.3銭(米ドル円) |
通貨ペア | 69通貨ペア |
自動売買への対応 | ◯ |
注文から決済までの対応 | ◯ |
「OANDA JAPANを実際に使っている人の生の評判が知りたい…」 あなたは今このようにお考えではないですか? OANDA JAPANは人気のFX業者ですが、具体的にどんな点が優れていて、逆にどんなデメリットがあるのか気になり[…]
- スキャルピングやデイトレなど頻繁に取引をする人
- 高機能なテクニカル指標を使いたい人
- 幅広い通貨ペアに投資したい人
FXTFはゴールデンウェイ・ジャパン株式会社が運営するFX会社です。
FXTF最大の魅力といえば、なんと言っても国内No.1のスプレッドの狭さです。
スプレッドは取引毎に発生するコストなので、スキャルピングやデイトレなど、頻繁に取引をする人はFXTFを利用するメリットが多いにあります。
豊富なテクニカル指標を使って、スキャルピング・デイトレなど頻繁に取引する人におすすめのFX会社です。
外貨ex byGMO
- MT4を使ってチャート分析したい人
- FXの学習に力を入れたい人
- 普段からPayPayやYahooのサービスを使う人
外貨ex byGMOは、外貨ex byGMO株式会社が運営するFX会社です。
なお、MT4に関しては分析専用なので、発注機能はありません。
外貨ex byGMOは「外貨ex byGMOアカデミー」をはじめとする学習コンテンツが充実しています。
口座開設するだけで学習コンテンツを閲覧できるので、学びながら取引したい初心者におすすめです。
そのため、普段からPayPayやYahooのサービスを使う人にもおすすめです。
最低取引単位 | 1,000通貨 |
取引手数料 | 無料 |
スプレッド | 0.2銭(米ドル円) |
通貨ペア | 24種類 |
自動売買への対応 | × |
注文から決済までの対応 | × |
- MT4を使ってチャート分析したい人
- スキャルピング取引をしたい人
- 高機能なテクニカル指標を利用したい人
JFXは、JFX株式会社が運営するFX会社です。
そんなJFXの魅力はなんと言っても約定スピードです。
JFXは他のFX会社が嫌がるスキャルピング取引を認めているのも魅力の1つです。
なお、MT4に関しては分析専用なので、発注機能はありません。
高機能なテクニカル指標を利用しながらスキャルピング取引をしたい人におすすめです。
最低取引単位 | 1,000通貨 |
取引手数料 | 無料 |
スプレッド | 0.FXの注意点 1銭(米ドル円) |
通貨ペア | 26通貨ペア |
自動売買への対応 | × |
注文から決済までの対応 | × |
MT4の初期設定方法
MT4を利用するには初期設定が必要です。
主な初期設定は下記の3ステップです。 FXの注意点
- チャートを表示させる
- チャートのレイアウトを決める
- 装飾を使って見やすくする
チャートを表示させる
まずは監視したい通貨ペアのチャートを表示させましょう。
画面左の「気配値表示画面」から監視したい通貨ペアを右側のチャート画面へドラッグ&ドロップするだけです。
FXの注意点 あまり表示しすぎるとチャートが見づらくなるので、1つのモニターに4通貨ペアまでにすることをおすすめします。
チャートのレイアウトを決める
レイアウトを決めて配列を揃えましょう。
画面上部の「ウィンドウ」⇨「ウィンドウの配列」をクリックすると、表示しているチャートの数に合わせて自動で整列されます。
装飾を使って見やすくする
初期設定のチャートだと見づらいので、装飾を使って見やすくしましょう。
カラータブをクリックすると、背景の色やローソク足の色を自由に変更可能です。 FXの注意点
自分が見やすい色に変更して「OK」をクリックすれば、チャートに反映されます。
MT4ができるおすすめ国内FX会社 まとめ
MT4対応のFX会社を選ぶときは、発注機能や自動売買に対応していることや、通貨ペアの種類を確認することが大切です。
FX初心者が陥りがちな失敗と注意点とは? 安定した利益をあげているFX投資家に聞いた
<FXとは?>
FXとは「Foreign Exchange」の略称で、正式名称は「外国為替証拠金取引」と言います。FX投資のルールはシンプルで、外国通貨の値動きを予測しながら売買を行い、為替レートの差額で利益を得ます。例えば、1アメリカドルが100円の時、手数料を加味しなければ1ドルを購入するのに100円必要です。これを1ドル90円の時に売れば10円損をしてしまいますし、110円の時に売れば10円得をします。安く買って高く売れば良い訳です。
<まずは「通貨ペア」を決める>
米ドルと日本円など、2つの国の通貨を組み合わせることを「通貨ペア」と言い、ドルやユーロを始め、世界各国の通貨を選択することができます。通貨ペア選びも、FX投資を成功させるための重要なポイントです。例えば、馴染み深い米ドル/円は価格の変動幅(ボラティリティー)が小さく、ポンド/円は値動きが激しいことで知られています。
<少ない資金で大きな取り引きができる「レバレッジ」>
FXの大きな特徴として「レバレッジ」という仕組みが挙げられます。事前に「証拠金」として一定のお金を預けて担保とすることで、預けた額の最大25倍もの金額の取り引きを行うことができます。手持ちの資金が少なくても大きな取り引きができる訳です。
<レバレッジで大損しないための「ロスカット>
損益が一定レベルまで達した時、これ以上損失が拡大することを防ぐため、強制的に決済する制度を「ロスカット」と言います。あらかじめ設定されているロスカットレベル(必要証拠金維持率)はFX会社によって異なりますので、事前に確認しておきましょう。
<スワップポイントでも利益や損失が出る>
2つの国の通貨を取り引きするにあたり、それぞれの国によって金利が異なります。日本が低金利な時に、金利の高い通貨を購入すれば、保有している間は「スワップポイント(金利差調整分)」が毎日利益として受け取れます。ただし、金利が逆転すればスワップポイント分の支払いが生ずるケースもあります。
<FX会社に支払う手数料「スプレッド」>
外国通貨を買う時の値段と売る時の値段の差額を「スプレッド」と言います。これは手数料とほぼ同義で、FX会社のホームページに「スプレッド0.3銭」と書いてあれば、1ドルあたり0.3銭の手数料を払っていることになります。スプレッドは通貨によって異なるため、自分が取り引きしたい通貨の手数料が安い(スプレッドが狭い)FX会社を探すことが大切です。尚、まれにスプレッドと別に、取引手数料がかかるFX会社もあるため注意しましょう。
auカブコムFXの口コミ・評判を徹底解説|メリット・デメリットは?
https://cdn.aukabucom.fx.ever.gs/manual/SystemTrade.html
1つ目のメリットはシステムトレード(自動売買)ができることです。
システムトレードは、自分で決めたルールに従ってパソコンが自動的かつ継続的に取引を行うことで、これにより、別なことをしながらでも取引可能となり、取り引きチャンスを逃しません。
手数料が無料である
2つ目のメリットは手数料が無料であることです。
auカブコムFXの取引手数料は裁量トレードでもシステムトレードでも無料ですが、売値と買値の差額であるスプレッドが顧客負担となりますので注意しましょう。
株式や投資信託を担保に取引できる
3つ目のメリットは株式や投資信託をFX取引の担保にできることです。
同じ証券会社であっても、株式や投資信託とFXは分離して考えるのが一般的ですが、auカブコムFXの場合は、株式や投資信託も証拠金として組み入れることができます。
初心者向けの説明が充実している
https://kabu.com/item/fx/sys/manga/
4つ目のメリットは初心者向けの説明が充実していることです。 FXの注意点
auカブコムFXの公式サイトには、資産運用やFXの概要、空売りの説明、レバレッジやFXのリスク、デモ取引の有効性などがマンガで説明されています。
レバレッジとは?
当社でのお取引にあたっては、各商品毎に所定の手数料や諸経費等をご負担いただく場合があります。
金融商品のお取引においては、株価の変動、為替その他の指標の変動等により損失が生じるおそれがあります。
また、商品等の種類により、その損失の額が保証金等の額を上回るおそれがあります。
上記の手数料等およびリスク・ご注意事項についての詳細はこちらをよくお読みください。
お取引に際しては、契約締結前交付書面および目論見書等の内容をよくお読みください。 FXの注意点
当社は日本国内にお住まいのお客様を対象にサービスを提供しています。
FX取引(店頭外国為替証拠金取引)は、一定の証拠金を当社に担保として差し入れ、外国通貨の売買を行う取引です。
多額の利益が得られることもある反面、多額の損失を被る危険を伴う取引です。預託した証拠金に比べて大きな金額の取引が可能なため、金利、通貨の価格、金融商品市場における相場その他の指標に係る変動を直接の原因として損失が生じ、その損失の額が預託した証拠金の額を上回るおそれがあります。
取引手数料は0円です。ただし、当社が提示する通貨の価格の売値と買値の間には差額(スプレッド)があります。
注文の際には、各通貨ペアとも取引金額に対して4%以上(レバレッジ25倍)の証拠金が必要になります。当社でお取引を行うに際しては、 「店頭外国為替証拠金取引の取引説明書」等をよくお読みいただき、取引内容や仕組み、リスク等を十分にご理解いただき、ご自身の判断にてお取引ください。
CFD取引は預託した証拠金に比べて大きな金額の取引が可能なため、原資産である株式・ETF・ETN・株価指数・その他の指数・商品現物・商品先物、為替、各国の情勢・金融政策、経済指標等の変動により、差し入れた証拠金以上の損失が生じるおそれがあります。
取引金額に対して、商品CFDは5%以上、指数CFDは10%以上、株式CFD・バラエティCFDは20%以上の証拠金が必要となります。
取引手数料は無料です。手数料以外に金利調整額・配当調整額・価格調整額が発生する場合があります。
当社が提示する価格の売値と買値の間には差額(スプレッド)があります。相場急変時等にスプレッドが拡大し、意図した取引ができない可能性があります。
原資産が先物のCFDには取引期限があります。その他の銘柄でも取引期限を設定する場合があります。
当社の企業情報は、当社HP及び日本商品先物取引協会のHPで開示されています。
LINE証券株式会社/金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第3144号、商品先物取引業者
加入協会/日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、日本商品先物取引協会
コメント