店舗型証券とネット証券の違いは?
株初心者の疑問を、 お金のプロがゆる~くまじめに解決
『マネラジ。』は株式会社Money&Youの頼藤太希と高山一恵がお金や働き方についてゆる〜く語るPODCAST番組です。第5回目のテーマは、「株はどこで買えばいいの? 店舗型証券とネット証券どっちがいいの?」です。そろそろ株を始めてみたい。でも、「株はどこで買えるの?」「口座を開設したいけれど、種類がよくわからない!」など、ちょっと難しく感じていませんか? 今回は株取引の入り口について、わかりやすく・ゆる~く語ります。
- 株式会社Money&You 代表 頼藤太希 氏
- 株式会社Money&You 取締役 高山一恵 氏
株はどこで買える?
頼藤太希氏(以下、頼藤):こんにちは。
高山一恵氏(以下、高山):こんにちは。
頼藤:本日のテーマですね。第2回目でかすみさんからお便りを頂いたじゃないですか。
高山:かすみさんね。
頼藤:覚えてますか?
高山:はいはい。ありがとうございます。
頼藤:その時に「どこで株を購入すればいいの?」っていう質問があって、後日お話ししますって言ったと思うんですけども。今日はそれについてお話ししようかなと。
高山:はい。
頼藤:まず、「株はどこで買えるのか?」っていうところから。
高山:そうですね。そもそも、株は銀行で買えるって思っている人もいると思うんですけど。基本的には、証券会社で買えますっていうことをおさえてほしいなと思っています。
頼藤:銀行では、投資信託ぐらいしか買えないんですよね。
高山:そうですね。投資信託とか外貨とか国債とかしか買えなくて……。
頼藤:株は買えないんですよね。
高山:はい。証券会社でしか買えないということで。
頼藤:はい。
高山:証券会社って言っても、大きく分けて2つあるんですよね。
頼藤:おおー。
ネット証券と店舗型証券の違い
高山:インターネットでやってる、「ネット証券」っていうもの。あとは、街を歩いていると、野村証券とか大和証券とかがありますよね。そういう、いわゆる「店舗型」の大手証券会社があります。
頼藤:僕も、ネット証券を使ってます。
高山:ネット証券を使ってるってことで。
頼藤:もちろんです。
高山:はい。今「もちろんです」っておっしゃいましたけど、ネット証券と店舗型の証券会社は、どこがどう違うんですかね?
頼藤:やっぱり、ネット証券は手数料がぐんと低いんですよ。
高山:ぜんぜん違いますよね。
頼藤:やっぱりね、お金を増やすって考えた時に、(大事なのは)コスト意識をどれぐらい持てるかっていうところなんですよね。投資をしたら必ず手数料を取られるのであれば、投資を始めた瞬間に、実はマイナスでスタートしてるんですよ。
高山:というのは?
頼藤:手数料で(マイナスが発生する)。
高山:あ、そうか!
頼藤:例えば、株を10,000円で買った時に(手数料で)1,000円引かれていたら、9,000円のスタートということになっていて。その1,000円を取り戻すって、けっこう大変じゃないですか。
高山:とくにね、今は大変ですよね。
頼藤:だけども、ネット証券だと、100円ぐらいの手数料で(投資が)できる。絶対、ネット証券の方がいいですよ。
高山:私より上の世代の方はね、やっぱり「ネットは怖い」とかね、なかなか抵抗感のある人が多くて。どうしても、店舗型の証券会社でやっちゃう人が多いんですけど。
頼藤:人に相談できるっていうところで、安心感はありますよね。
高山:そこはメリットで。
頼藤:メリットですよね。その点をネット証券では、自分でどうにかしないといけないっていうことなので。
高山:そうか。口座開設からなにから、全部自分でやらなきゃいけない。
頼藤:そうなんですよね。
高山:多分、初心者の方がいちばん気になってるのが、「銘柄をどうやって選べばいいのか」なんていうところだと思うんですね。
頼藤:はい。
高山:私の周りにいる上の世代の方を見てると、(店舗型の)証券会社に行くと、証券会社の方から「こういう銘柄がいいですよ」って教えてもらえる。「お勧めがあるから(店舗型の証券会社が)いいかな」と思って行っちゃうこともあるんです。一方、ネット証券だと、全部自分で調べなきゃいけないんですよね。
頼藤:そうですよね。その点は、自助努力が必要だから。
高山:うんうん。
頼藤:そのコスト意識を持つと、「やっぱりネット証券がいい」ということになってくるんですよね。
高山:なるほどなるほど。
頼藤:「ネットだから危ない」とかって、なくて。セキュリティーもしっかりしてますし。
高山:はい。じゃあ、(ネット証券は)とくに問題がないってことですよね。
頼藤:問題ないですよね。
高山:私たちなんかもうね、ネット証券しか考えられないですよね。
頼藤:考えられないですね。
高山:けっこう使っちゃってます。使い勝手がいいですよね。
頼藤:そうですよね。店舗型だと、証券会社の手数料が、1回の注文で2,000円かかることもあるんで。
高山:はいはい。
頼藤:買う時に2,000円取られて、売る時にも取られるってことですよね。
高山:はいはい。
頼藤:でもネット証券だったら、(手数料が)100円で買えて100円で売れると。
高山:はい。
頼藤:それぐらいで(取引ができる)。あとは、ネット証券の中でも手数料に差があるので。そこは比較サイトを見て、開設する証券口座を選んでもいいのかなと思うんですよね。
高山:うんうんうん。
頼藤:ほかには、デイトレードしたいとか。
高山:はいはい。頻繁にね。
頼藤:「ほったらかしでいい」みたいな。人によって、価格プランが違うものがあるんですね。そういう取引スタイルに合わせて、手数料比較をしてもいいのかなと。
アプリも使えるネット証券
高山:うんうん。(手数料が)けっこう安いところになってくると、私や頼藤さんも使ってると思うんですけど、SBI証券はかなり低いのかな。
頼藤:マネックス証券も使ってます、僕。
高山:私もマネックス証券を使ってるんですけどね、あれはもう長期保有の銘柄しか買ってないので、ほとんど見てないです。やっぱり頻繁に取引するとなると、さっきも言ったSBI証券かなと。
頼藤:そうですね。あと、1注文ごとの約定代金がいちばん安いのが、ライブスター証券ですね。
高山:ライブスター証券。はいはい。
頼藤:あとは1日の取引の金額が10万円以下だったら(手数料は)0円というのを、松井証券でやっていますね。
高山:なるほど。コストにこだわるんだったらそういうところなんだけど。ただ、商品の品揃えや、情報の見やすさ・サイトの見やすさとかがあるじゃないですか。
頼藤:そうですね。
高山:そういうの総合すると、どうかな。SBI証券ですか?
頼藤:SBI証券ですね。「株じゃなくて、投資信託をやりたい」ってなった時も、種類は多いですし。
高山:そうですよね。店舗型の証券会社とネット証券って何が違うかっていうと、コストもそうなんですけど、昔は商品の種類がぜんぜん違うって言われていて。昔は、大手の野村さんとか大和さんの方が、債券や投資信託を買おうと思った時に圧倒的に種類が多いから、店舗型がいいって言う人も多かったんですけど。今は(ネット証券も)引けを取らないですよね。
頼藤:あと、(ネット証券には)アプリがあるじゃないですか。それで簡単に注文できるようになったんで。
高山:あ、若い方にはとくにいいですね。
頼藤:そうですね。そうすると、場所や時間を選ばず注文できると。
高山:はい。
頼藤:ということなので。「ネット証券は怖い」って思ってる方も、コストは安いし、使いやすさ・見やすさも、十分あります(ので、ぜひ)。あとは、ネット証券だと人に相談することができないんですけど、(代わりに)動画で解説してくれるんですよ。
高山:見やすいですよね。初心者向けのコンテンツがね、本当に。
頼藤:そうですよ。専門用語の解説動画や、株式の期間取引っていうのはどんな状況だったのかとか。あとは、最近イギリスがEU離脱した時にけっこうマーケットが動いたんですけども、それの解説動画とか。
高山:うんうんうん。
頼藤:なので、十分勉強をしながら取引できるっていう点で、ネット証券がいいのかなと。
高山:そうですよね。口座を開設するだけなら、無料ですからね。
頼藤:だから何社開設してもいいんですよね。
高山:はい。今頼藤さんが言ったような動画も、無料で見れる場合が多いですもんね。
頼藤:そうですそうです。
高山:だから、情報を得るだけでも(ネット証券は)便利だなと思いますよね。
頼藤:そうなんですよ。まずは、証券会社に口座を開設しないといけない というのがあって。(それもあって)証券会社は、ネット証券がいいんじゃないかと。
高山:そうですね。コストから考えてみるとね、やっぱりネット証券がいいんじゃないかなっていうのがありますね。あと、商品の品揃えも豊富にあるし。でも私の一押しは、SBI証券。
頼藤:はい(笑)。僕もSBI証券はいいと思います。あと、マネックス証券のアプリが僕は大好きなんで。
高山:なるほど。
つまずきやすい口座開設
頼藤:口座開設の流れってどんな感じになるんですかね?
高山:口座開設の流れは、まずインターネットで、口座開設の資料を取り寄せてもらう。申込書とかがご自宅に送られてくるので、そこに記入してもらって。あとは身分証明書と、あと個人……あれ、なんだっけ? 番号?
頼藤:マイナンバーですね(笑)。
高山:古いですね。マイナンバーとかも含めたいろいろな必要書類を送って、口座開設まで多分1週間ぐらいかな。
頼藤:そうですね。その時に、口座の種類がいくつかあるんですよね。
高山:はい。
頼藤:そこでつまずく人も多いと思いますので、口座の種類の解説もお願いします。
高山:はい。「特定口座」とか「一般口座」とか。
頼藤:「一般と特定ってなんだよ?」みたいになっちゃいますよね。名前の付け方も、ちょっと変えてほしかったんですけど。
高山:ちょっとね。本当にみんな、書類の記入時点でやめちゃうっていう。そこの挫折が多いですよね。
頼藤:そこのハードルが高いんですよね。うんうん。
高山:そもそも特定口座って言うのは、例えば利益が出た時に……普通は利益に対して税金がかかるので、確定申告に行かなきゃいけないんですよ。
頼藤:はい。
高山:なんですけど、特定口座にしておけば、もう利益に対しての税金が引かれちゃって、利益だけが入金される状況になる。確定申告の手間がいらないんですよね。
頼藤:うんうん。
高山:でも一般口座の場合は、確定申告しなきゃいけないっていう手間がかかる。その違いがあるってことですよね。でも一般口座は、(利益が)20万円以下だと確定申告しなくていいんですよね。
頼藤:そうですね。確定申告は、その利益が20万円以下であれば(しなくていい)。ただ、住民税は払わなきゃいけないですね。
高山:あ、まーねー。
頼藤:そのへんはあるんですけれども。
高山:どうですか? もし特定口座か一般口座かで悩んだ時は、もう特定口座で、あと源泉徴収ありにしておけば間違いないですかね。
「源泉徴収」って?
頼藤:そうですね。「源泉徴収」っていうのは大丈夫ですかね、言葉は。
高山:あ、源泉徴収っていうのは……税金を引いてくれるって、さっき頼藤さんが言ってくれたんですけど。実は投資の利益に対して、20.315パーセントも税金がとられちゃうんですね。
頼藤:そうですね。住民税(で5パーセント)と、所得税・復興特別税(で15.315パーセント)ですよね?
高山:はい。合わせて、20.315パーセント税金を取られちゃうんです。例えば、100万円儲かったとしたら、約20万円。
頼藤:20万3,150円。
高山:それを差引かれた金額が、入ってくるっていう制度なんで。
頼藤:はい。本当はその20万円を、税金として納めないといけない。だけど源泉徴収ありの特定口座にすると、(手続きを)証券会社がやってくれるということですよね?
高山:はい。
初心者におすすめの口座形式
頼藤:もう1つ、「配当受入れあり・なし」っていうのがあるじゃないですか?
高山:あー、はい。
頼藤:そこについても教えてください。
高山:配当受入れあり・なしは、あれですよね。配当金が出た場合に、どうやって受け取るのっていうことだと思うんですけれども。それは書類の……名前は何でしたっけ?
頼藤:「配当受入れあり」。
高山:配当受入れありに、チェックしておくといいってことですかね?
頼藤:そうですね。例えば年間で損した損失と、売却で損した損失の配当はプラスなので、その損益を通算してくれる。
高山:「通算」?
頼藤:通算っていうのは、例えば、年間でマイナス10万円損したとします。
高山:はい。
頼藤:配当で1万円もらうことになった時に、本当は1万円には税金がかかるんですけれど。(年間で)マイナス10万円の損があるので、(配当の1万円と)合わせると、マイナス9万円の損になったと。だから、1万円にかかる税金は払わなくていいってことです。それが通算ですね。「損益通算」って言うこともあります。
高山:なるほど。これは多分、投資をやってない方はイメージがつかないと思うんですけど。配当金って、昔は郵便局に行って換えていたんですよ。企業から「配当金が1,000円出ますよ」っていう書類が届いて、郵便局でそれを換えに行くっていう作業をしていたんです。
頼藤:はい。なので、初心者の方は「源泉徴収あり」「配当金受入れあり」で「特定口座」にしていただければ、問題ないと。
高山:はい、楽ですよと。
頼藤:そうですね。一般口座について補足すると、選んでもほとんどメリットないと。
高山:ないですね。
頼藤:一般口座っていうのは、いわゆる昔ながらの証券口座。これを選んだ場合は、確定申告に関わるすべての作業を、投資家ご自身でしないといけないっていうことなんですよね。
高山:なんで一般口座があるんだって話ですよね。
頼藤:そうですよね。昔ながらなんじゃないですかね。
高山:昔はですね、頼藤さんちょっと若いからあれなんですけど。一般口座を選ぶと、優遇される制度があったんですよ。
頼藤:はいはい。聞いたことがあります。
高山:それが、今はなくなっちゃったんで。なので今はメリットがないかなっていう感じですよね。
頼藤:そうですよね。先ほど言ったとおり、「源泉徴収あり」「配当受入れあり」の「特定口座」で、開設してもらえればいいのかなと。
高山:はい。
頼藤:書類の項目のチェックさえすれば、あとは投函するだけ。後日送られてくるIDとパスワードで、きちんとログインしていただいて。
高山:入金してもらって。
頼藤:さあいよいよ、株式投資の準備が整ったというところと言いますかね。
高山:はい。
投資は自己責任で
頼藤:といったところで、(第2回目でお便りをくれた)かすみさん。長くなっちゃったんですけど、「どこで株を購入すればいいの?」っていう質問の答えは、「ネット証券がいいよ」っていうところで。
高山:はい。
頼藤:ネット証券はコスト・手数料が安いから。でも、「どうしても人に相談したい」ということがあれば、店舗型の証券会社でもいいです。
高山:そうですね。ただし、いつも私たちが言っている、気をつけなきゃいけないことは、証券会社の人は自分の売りたい金融商品を売るかもしれないってことですよね。
頼藤:そうなんですよ。だから、株じゃなくて投資信託を勧められると思います。
高山:(笑)。
頼藤:その投資信託を、買ってもいいですよ。買ってもいいんですけども、きちんと内容も把握した上で買ってください。
高山:はい。
頼藤:結局、投資っていうのは自己責任なんで。損しても、担当者のせいにはできないんですよ。
高山:はい。くわしくは私たちの最初の共著であります、『金融機関が教えたがらない 年利20%の最強マネー術』っていう本。そのあたりに、金融機関のお勧めは危ないぞというような話もちょっとしてますので、ご参考にしていただければなと思います。
頼藤:はい。証券会社の口座を開く時には、先ほど言った「源泉徴収あり」「配当受入れあり」の「特定口座」にチェックを入れて申し込んでくださいということですね。
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新規公開株式(IPO)とは「Initial Public Offering」の略で、未上場企業の株式が証券取引所に上場することを指し、公開された株式は市場で売買できるようになります。未上場であるIPOは公募価格が割安に設定されることが多いため、購入後、公募価格を初値が上回り、後に大きなリターンを得られることも多いことから人気の高い金融商品です。
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1.取扱数・配分数の多さ
2.資金の入金時期
3.抽選割合の高さ
当選後入金(申込時不要・前受金不要)の証券会社
野村證券
岡三オンライン証券
松井証券
SBIネオトレード証券
※資金の入金時期は、以下の(3)抽選配分とともに表を参考にしてください。
資金の入金時期 | 平等抽選への配分(配分予定数量に占める割合) | |
野村證券 | 事前入金・不要 | 10%以上オンライン取引の場合は完全抽選 |
岡三オンライン証券 | 事前入金・不要 | 100% |
松井証券 | 事前入金・不要 | 70%以上 |
SBIネオトレード証券 | 事前入金・不要 | [混合抽選方式] ・取引実績や保有資産によって当選確率が変わるステージ制抽選 ・申込者全員を平等に抽選する平等抽選 |
マネックス証券 | 事前入金・要 | 100% |
楽天証券 | 参加時点の預り資産の範囲内で申込可能 | 100% |
GMOクリック証券 | 抽選・配分が実施される購入申込最終日の15時時点で購入申込分の余力があること | 100% |
『野村證券のIPOは、国内IPOの引受実績におけるシェア No.1(注3)を誇り、数多くの銘柄を取扱っています。また、主幹事数も業界トップクラスであるため、多くの当選チャンスが期待でき、大規模IPOも購入しやすくなっています。』
引用:野村證券「IPO」
『松井証券の抽選は配分予定数量の70%以上が完全平等抽選!』
『IPO、POの抽選は、公募・売出し価格以上で需要申告をしたお客様を対象に行っています。そのため、松井証券に口座を開設していれば、どなたでも当選のチャンスがあります。』
引用:松井証券
米国株・米国ETFの取扱いが充実している証券会社
【時間外取引】最大12時間もの取引が可能に
マネックス証券では時間外取引に対応。「プレ・マーケット」「アフター・マーケット」でも取引が可能です。
プレ:22時~23時30分
通常:23時30分~翌6時
アフター:翌6時~翌10時
ツールや情報などのサポート体制で選ぶ
スマホアプリなどの取引ツールが使いやすい証券会社
■SBI証券
【高機能取引ツール「HYPER SBI」の利用が無料化! 誰でも利用可能に】
2021年10月2日よりSBI証券の「HYPER SBI」は「誰でも」「無料で」利用可能となりました。
『ドラッグ&ドロップのマウス操作をするだけで注文発注や注文訂正、取消が可能です。数秒を争うアクティブトレーダーのために開発された最上位の発注機能を備えています。「HYPER SBI」でのドラッグ&ドロップの注文方法は、ネット証券で初めて導入された機能です』
引用:SBI証券「HYPER SBI」
【操作性の高い「SBI証券 株アプリ」】
SBI証券 株アプリはパソコン、スマートフォンどちらでも利用でき、主要指標や市場概況も簡単にチェックできます。操作性が高く、ランキングを見るだけで銘柄の動きがリアルタイムで分かるため、銘柄探しや情報収集がスムーズ。チャートの見やすさや情報量の多さはパソコンと同等です。スマホアプリメインで情報収集したい人におすすめできます。
【iSPEED for iPhone/Android】
スマートフォン版iSPEEDは日経225などの各種指数や為替レート、ニュース、ランキングなどのマーケット情報や個別銘柄情報、各種テクニカルチャートを含めて無料で利用できます。
サポート体制がそろっている証券会社
担当者による投資アドバイスが受けられる証券会社
固定報酬型:最大で運用資産の0.715%(税込・年率)
成功報酬併用型:最大で運用資産の0.605%(税込・年率)+運用益の積み上げ額の5.50%(税込)
※投資信託の場合、運用管理費用として、信託報酬 (最大で信託財産の約0.330% 税込・年率)などの費用負担があります。
セミナーなどの投資学習環境が整っている証券会社
お得なキャンペーンで選ぶ
人気証券会社おすすめ10選
1.【SBI証券】ネット証券最大手・利用者数No.1
■口座開設でSBI証券限定のTポイント100ポイントがもらえる
口座開設すると、SBI証券限定Tポイントが100ポイントもらえます。(※「SBI証券限定Tポイント」:SBI証券のみで使用可能な有効期限付きTポイント)
SBI証券では、投資信託の買付は100円から可能で、Tポイントは「1ポイント=1円」として投資信託の購入に利用できます。
■SBI証券なら「SOR注文」「PTS取引」が標準サービス
SBI証券では対象銘柄の場合、自動で最もよい条件の市場へ注文が行える「SOR(スマート・オーダー・ルーティング)」注文が利用できます。 SOR対象銘柄の場合、注文入力画面ではSORでの注文が初期設定(デフォルト)の標準サービスとなっています。
株初心者はネット証券の方がいい?おすすめの会社を解説
SBI証券はネット証券最大手企業であり、多くの投資家に選ばれています。株式はもちろん投資信託やETF、最近ではiDeCoの取扱商品も豊富です。
外国株式の取扱数も多く、グループ企業である住信SBIネット銀行との連携により、為替手数料を安く抑えることができます。
外国株取引を行うなら必須の企業です。またIPOの取扱いが多いのも特徴でIPO投資にも欠かせない証券会社でもあります。
IPO投資は勝率の高い投資として知られていますが、人気のあるIPO(儲かる確率の高いIPO)の購入の抽選はそう簡単に当たるものではありません。
SBI証券にはIPOチャレンジポイントという制度があり、この制度を使えばIPOの購入抽選が外れてもポイントが付与されそのポイントを使用することでいつかはIPO購入抽選に当選することが可能です。
楽天証券も豊富な投資商品を揃えているネット証券です。
また、楽天証券の取引ツール「マーケットスピード」はその使いやすさから多くの投資家に人気のあるトレードツールとなっています。
楽天証券は楽天グループですので、楽天銀行との連携による預金金利優遇や楽天ポイントを利用した投資の他、楽天カードを利用することで楽天ポイントが貯まるなどグループ企業の強みを生かした幅広いサービスが強みです。
楽天カードを利用している方であれば、楽天証券との親和性は大変高く、普段の買い物で貯まったポイントを投資に使用し、投資をすることで更にポイントが貯まるという循環をつくることができます。
マネックス証券
マネックス証券もSBI証券、楽天証券に負けない豊富な投資商品を揃えています。
マネックス証券は注文方法が充実しており、指値注文と逆指値注文が同時に発注できる「ツイン指値注文」や、最初に発注した注文が約定したら、次の注文を自動的に発注できる「連続注文」など特殊な注文を出すことが可能です。
また、外国株式が24時間発注可能で、更に注文が最大90日間有効という点もマネックス証券の強みとなっています。
90日間という長期間有効な注文が可能ですので、手間がかからず、注文有効期間が過ぎており売買ができなかったということを防ぐことができます。
証券口座は複数持てるので使い分けて最適な投資を行おう
証券会社を3つ紹介しましたが、これらの証券会社から1つだけを選ばないといけないわけではありません。
証券口座は複数持てるのです。
証券会社はそれぞれに特徴がありますので、複数の口座をつくってそれぞれの口座に適した取引を行うことができます。
各社が期間限定で手数料を下げるキャンペーンなどを行うこともありますので、そういったものも上手に取り入れながら、最適な投資を行いましょう。
この記事のライター
FP2級資格を持つ30代男性会社員。10年以上の投資歴を持つ現役投資家。
10代から投資をはじめ、リーマンショックでは投資家としての心構えを鍛えられた。
株式を中心にETFやREITへの投資も行い、現在の運用資産は5,000万円。アーリーリタイヤを目指し投資の勉強は欠かさない。
ブログにて株式投資に関する情報を発信中
【ブログ】FP森田の株式投資ブログ/
株初心者へのおすすめポイントを徹底解説!おすすめの証券会社10選!
証券会社によって取り扱っている商品が異なるため、証券会社選びはとても重要です。また証券会社によって貯まるポイントや扱っているツール、サポート内容等も大きく異なります。どの商品に投資したいのか、その証券会社を選ぶことでどのようなメリットがあるのかなど、自分が何を重視したいのか開設前にしっかり確認する必要があるでしょう。たとえば、「手軽に投資を始めたい」と考えているならネットから開設申し込みや取引が可能なネット証券がおすすめです。「サポートが充実している会社が良い」と考えているなら、サポートを受けやすい証券会社を選ぶ必要があるでしょう。まずは自分が案委を重視しているのか考えてみましょう。
本記事では、自分に合った証券会社の選び方やよくある疑問、人気の証券会社おすすめ10選などをご紹介します。自分にぴったりの証券会社を見つけて投資を始めたい方はぜひご覧になってください。
初心者おすすめ!証券会社に迷ったら楽天証券
「どの証券会社を選んだらいいか分からない」と迷っている初心者の方におすすめなのが「楽天証券」です。楽天証券は楽天グループの楽天証券株式会社が運営しているインターネット専業の証券会社です。
楽天証券のおすすめポイント
- 楽天ポイントでの投資が可能
- 楽天カードで積立を行うことでポイントを貯められる
- 無料で口座開設ができる
- 取引ツールが豊富
- 国内株式の夜間取引に対応
- 海外株式も取り扱っている
楽天証券は「楽天ポイント」で投資が可能なこともおすすめポイントです。楽天ポイントは、楽天会員であれば誰でも貯められるポイントで、楽天市場での買い物のほかコンビニやガソリンスタンド等数多くの実店舗でも貯められます。
自分に合った証券会社を選ぶポイントは?おすすめ証券会社からご紹介
証券会社を選ぶ際には自分が何を重視しているか明確にしましょう。そうすれば自分に合った証券会社を見つけやすくなります。ここでは自分に合った証券会社を選ぶ際に注目したいポイントをご紹介します。
投資スタイル
投資スタイルで選ぶ際には「自分がどのように資産を増やしたいのか」という点を明確にしましょう。具体的な例としては以下の部分です。
・短期間で一攫千金を狙いたい
短期トレードで大きなリターンを狙いたい場合、売買手数料の安い会社やトレーディングツールが充実している証券会社がおすすめです。
短期間で何度も取引を行うため、1回あたりの手数料が安い方が得になります。またトレーディングツールが充実していれば情報を集めやすいため、大きなリターンを得られる可能性が高くなるでしょう。
・少額でコツコツ積み立てたい
1回あたりの取引金額は少額で長期間運用したい場合は、投資信託の商品の取扱数が多い証券会社がおすすめです。
・外国株メイン投資をしたい
米国株や新興国株等外国株をメインに投資したい場合は、外国株の取扱数や手数料が安い証券会社を選びましょう。取扱数が多い方が自分に合った商品を選びやすくなります。
売買手数料
売買手数料は株の取引にかかる手数料です。1回の取引ごとに手数料が発生すると、取引回数が多いほど負担が大きくなります。そのため、取引回数が多い場合は1回あたりの手数料が安かったり、1日定額制があったりする証券会社を選ぶことで負担を軽減できるでしょう。
“株式投資には、売買委託手数料や口座管理料のほか、税金がかかります。このうち売買委託手数料や口座管理料は証券会社によって異なりますので、よく確認してから取引を始めるようにしてください。
株式を買うときも売るときも手数料がかかります。手数料は、証券会社がそれぞれ独自に定めています。
株式を取引する場合には、証券会社で口座を開設する必要があります。口座管理に関する手数料は証券会社によって異なります(外国株を取引する場合は、別の口座を開かなければなりません)。” 引用元:手数料|投資の時間|日本証券業協会 著者 Wealth Map編集部
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