エリオット波動理論の定義や条件は?どんな種類があるの?
相場理論・法則
【10万円相当】超高性能インジケーター(EA)を全員にプレゼント
「Fund エリオット波動 Manager」の機能
FX】エリオット波動理論(原理)とは?分かりやすく解説
エリオット波動と言われているのは、 エリオット波動理論や波動原理 のことで、1930年代にアメリカのラルフ・ネルソン・エリオットという人が発見した株を分析するための原理です。
エリオット波動理論は 相場の本質 と言いますか、相場そのものです。 相場は人の不安や欲望、恐怖などの感情で動いています 。
要するに自然現象です。その 自然現象を形にしたものがエリオット波動理論 だと言っても良いのではないかと思います。
エリオット波動理論を動画で解説
エリオット波動理論を使ってるけど勝てない エリオット波動理論を上手く使いたい エリオット波動理論の何を覚えたらいいかわからない このような悩みが解決できる記事となっています。今回はエリオット波動理論の勝てる.
相場にはリズム、サイクルがある
相場はN波動、逆N波動を描きながら上昇または下降する
エリオット波動理論は勝てるの?
FX】エリオット波動理論の基本を分かりやすく解説
エリオット波動の3つの基礎
エリオット波動理論は 相場は5波動で進んで(推進波)、3波動で調整(修正波)の8波動 で構成されているという見方をしています。
フラクタル構造
エリオット波動理論は 相場はフラクタル構造になっている と言っています。
「アクション波とリアクション波」「推進波と修正波」
この1波1波の波にはパターンがあり、その 波のパターンが組み合わさって8波動が形成 されています。
- 推進波というのは5波動構成、修正波は3波動構成の波
- 一回り大きな波と同じ方向の波をアクション波、逆の方向がリアクション波
波動の種類(推進波)
インパルス
ダイアゴナル
ダイアゴナルは3-3-3-3-3あるいは5-3-5-3-5の5波動で構成、特徴は値幅が徐々に小さくなっていくウェッジのような形か、値幅がどんどん大きくなる 拡大型ダイアゴナル エリオット波動 というものもあります。
1波やA波のような最初の波に出現するダイアゴナルを リーディングダイアゴナル 、5波やC波などの最後の波に出現することが多いダイアゴナルを エリオット波動 エンディングダイアゴナル と言います。
ダイアゴナルとインパルスの違う部分は、ダイアゴナルは 4波が1波に食い込みます エリオット波動 。インパルスは重なりませんでしたよね。
波動の種類(修正波)
C波が少し長くなることもありますし、B波がA波の始点以上に大きく戻し、C波でA波の終点を大きく超えていく 拡大型フラット(エクスパンデッドフラット) というものもあります。
トライアングル
トライアングルは3-3-3-3-3の5波動で構成、高安を更新することなく 徐々に値幅が小さくなっていく三角持ち合いのようなレンジに近いパターン で、 4波やB波に出現しやすい です。
逆に値幅がどんどん広がっていくブロードニングフォーメーションのような、 拡大型トライアングル(エクスパンディングトライアングル) というものもあります。
トライアングルの形は他にもあり、 上値か下値のどちらかが水平になる アセンディングトライアングル(上昇型トライアングル)やディセンディングトライアングル(下降型トライアングル)のような形もあります。
わかりやすいエリオット波動理論入門!使えない条件やどこから始まりを数えるかカウント手法を詳しく解説
さらに細かく分けると 推進波 は5つの波、 調整波 は3つの波で構成されるパターンが多いです。
推進波と調整波に含まれる 推進波① エリオット波動 、 調整波② 、 エリオット波動 調整波A 、 推進波B ・・・と波は、更に小さな 推進波 と 調整波 に分けるフラクタル構造になっています。
また、 調整波 は中間波動ともよばれ、特定のチャートパターンをとることも多い特徴があります。
エリオット波動とフィボナッチの組み合わせ
基本的な組み合わせ方としては、エリオット波動論におけるそれぞれの波の長さ、第何波なのかを把握するのにフィボナッチリトレースメント(とフィボナッチエクスパンション)を活用していきます。
- 1波:基準
- 2波:1波の61.8%
- 3波:1波の161.8%or261.8%
- 4波:3波の38.2%
- 5波:3波の61.8%
- a波:基準
- b波:a波の61.8%
- c波:a波の161.8%
エリオット波動カウントツールはTradingViewがオススメ
エリオット波動をカウントするチャートツールとしては、TradingViewがオススメです。
一方で、TradingViewであれば、デメリットを解消したうえで 5つのエリオット波動カウント専用ツールが備わっている ことからもエリオット波動を利用してトレードしたいなら、TradingView一択となるでしょう。
TradingViewのエリオット波動カウントツールの種類
エリオット波動描画ツールを使うには、TradingViewのチャート画面 で、左側のツールバーの上から6つめのパターンタブをクリック して使いたいものを選ぶだけ。
- エリオットインパルス波動(12345)
- エリオットトライアングル波(ABCDE)
- エリオットトリプルコンボ波動(WXYXZ)
- エリオット波動修正波(ABC)
- エリオット波動複合型(WXY)
基本的には、エリオットインパルス波動(12345)とエリオット波動 修正波(ABC)を使います。
エリオットインパルス波動(12345) は推進波を数える時に使い、エリオット波動 修正波(ABC)は調整波を数える時に使います。
エリオットトライアングル波(ABCDE)は 推進波① 、 推進波③ 、 推進波⑤ と 推進波B の要素を数えるとき に。
一方で、 エリオット波動 エリオット波動複合型(WXY) は 調整波② 、 調整波④ と 調整波A 、 調整波C の要素を数えるとき に。
特にエリオットインパルス波動(12345)やエリオット波動 修正波(ABC)エリオット波動 を引くのに迷った際には小さく数えてみると引きやすいでしょう。
エリオット波動のカウント手法
エリオット波動を活用するにあたり、 推進波 と 調整波 を数える こと が一番重要な(そして難しい)ポイント になります。
エリオット波動をカウントするコツ
エリオット波動の3ルール
エリオット推進波ルール1 調整波② は 推進波① の始まりに重ならない。 エリオット推進波ルール2 推進波③ がメインの波。多くの場合で最も長く、少なくとも一番短い波にはならない。 エリオット推進波ルール3 調整波④ は 推進波① と重ならない。
エリオット波動のガイドライン
エリオット波動のエクステンション 推進波のどれかは伸びる傾向にある。 エリオット波動のフェイラー(トランスケーション) 推進波3がエクステンションした場合は、推進波5が推進波3を超えないことがある。 エリオット波動の 交代の法則 オルタネーション
エリオット波動のエクステンション
エリオット波動理論の交代の法則
エリオット波動理論には、という一度現れたエリオット波動のパターンは連続して発生しないという原則があります。
カウント方法①:エリオットインパルス波動(12345)を選択
TradingViewのチャート画面を開き、左のツールバーから エリオットインパルス波動(12345) を選択します。
カウント方法②:エリオット推進波の波をクリック
相場の安値と高値を順番にクリック してカウントしていきます。
エリオット波動1波の見つけ方
エリオット波動の始まりを見つけるコツ
エリオット 推進波の3ルールを守らなければ、 エリオット波動理論の始まりを間違えて、黄色の枠で囲った場所から3波としてカウントして、「使えない」ことにつながりかねません。
具体的には「 ルール壱: 調整波② は 推進波① の始まりに重ならない。 」に違反しないように引きましょう。
更に「 ルール弐: 推進波③ がメインの波。多くの場合で最も長く、少なくとも一番短い波にはならない。 」ことも考慮すると、黄色の枠をクリックするのは原則に反していることが分かります。
カウント方法③:エリオット波動 修正波(ABC)を選択
推進波 を見つけた次は、 調整波 を引きます。
エリオット波動 修正波(ABC)を左のツールバーから選択します
カウント方法④:エリオット調整波を数えていく
エリオット波動理論の使い方
エリオット波動論の使い方としては、 推進波③ で利益をとるのが基本になります 。
相場には「 頭と尻尾はくれてやれ 」という格言があります。
大底(最安値)や天井(最高値)での儲け損ねた利益を必要なコストとすること。
大底買いや、天井売りを狙っていると、結局売買タイミングを逃してしまうことが多い。
底や天井をしっかり把握してトレードするのが勝つ秘訣とする格言。
エリオット波動は世界中のトレーダーにとっての基本中の基本、サッカーでいうドリブルのようなものです。エリオット波動に基づいて、トレードする投資家が相場の大多数をしめています。
エリオット波動が使えないときはこじつけない
実際の相場では、 エリオット波動で上手く数えることができるパターンとできないパターンがあります 。
理論どおりにいかないときは、 世界中の投資家が不安になっている か、 熱狂している エリオット波動 かなど、 相場が荒れている可能性が高い です。
FXや株を始めるのに、テクニカル分析ってどうやって勉強したらいいんだろう? 断片的に知識を詰め込んで、買いシグナルや売りシグナルだけをおっても勉強した通りに動きません。 この記事では、初心者がハマりがちなワナをできるだけ …
FX初心者の迷いを解消、投資心理とチャート読解力を鍛えるサイト。
エリオット波動とは波のリズム、優位性の高い3波目を狙う。
エリオット波動とは相場の波のリズムを定義したものです。投資家の心理を考えればとても納得できる法則ですしトレードの武器として十分活用できるものです。
photo credit: osseous via photopin cc
エリオット波動の3波目には高い優位性がある。
エリオット波動とは波のリズムを定義したもの。
エリオット波動では波の始めから終わりを5段階で定義しています。上図だと1波、3波、5波が推進波と呼ばれ、2波、4波が調整波と呼ばれています。推進波は3段階にわかれていて、波の性質もそれぞれ異なります。この性質の違いを予測することで波のリズムに合わせたノリノリのトレードが可能になります。エリオット波動は上昇波について定義されていますが、FXは株と違って相対取引なので下降波も同じように考えればいいはずです。
エリオット家の3兄弟は、性格がそれぞれに個性的。
抜けの1波は長男、新たなトレンドのきっかけをつくる開拓者の波。
素直な3波は次男、干渉されずにすくすく育つ波。
破天荒な5波は三男、いつ終わってもおかしくない波。
エリオツト第3波が成立する条件。
第3波が大きく伸びるには、明確な押しが入る必要があります。明確な押しとは第1波の高さに対して50%,61.8%です。これより浅かったり、深かったりすると第3波が失敗する可能性が高くなります。順当な3波であれば、1波に対して138.2%,150%,161.8%伸びることが多いようです。ようするに一番おいしい波になるということです。
【オカルト?】エリオット波動は使えない…は本当か?
第 2 位
第 5 位
エリオット波動は単なるオカルトで実践では役に立たない…と考える人々が多いという現実
ネガティブワードで埋め尽くされた検索結果
- エリオット波動 使えない
- エリオット波動 胡散臭い
- エリオット波動 意味ない
- エリオット波動 オカルト
- エリオット波動 勝てない
- エリオット波動 こじつけ
- エリオット波動 後付け
- エリオット波動 無意味
- エリオット波動 エリオット波動 役に立たない
【2022年5月版】優位性の高いFX商材 Best5
第 2 位
第 5 位
エリオット波動理論に「アンチ」が多いのはなぜか?
エリオット波動理論に「アンチ(否定派)」が多い理由はなぜでしょうか?端的に述べれば「大半のエリオット波動信者の解説が 後付け である」からです。
そもそも典型的なエリオット波動パターンはほとんど存在しないという現実
13もの派生パターンで、相場をいかようにも都合良く解釈できてしまう
- ダイアゴナル・トライアングル
- エンディング・ダイアゴナル・トライアングル
- リーディング・ダイアゴナル・トライアングル
- シングルジグザグ
- ダブルジグザグ
- トリプルジグザグ
- レギュラーなフラット
- 拡大型フラット
- ランニングフラット
- 対称型トライアングル
- 上昇型トライアングル
- 下降型トライアングル
- 逆対称型トライアングル
リアルタイムチャートでエリオット波動を捉えることは不可能に近い
無理やりこじつけて解説するエリオット信者にうんざり…
上昇5波動・下降3波動の波を正確にカウントする具体的な方法は、誰ひとり解説してくれない…
どうやって正確に「波」をカウントするのか誰か教えてくれ…
エリオット波動理論を崇拝する人々…
エリオット波動を肯定する人々
- – 読みなよ。(FXで勝てない人読みなよ。)
「エリオット波動」肯定派のYou Tube動画
最近はエリオット波動に関する動画をアップしているYouTuberトレーダーも多いですね。その多くは肯定派です。先の- 読みなよ。FX勉強会のYou Tube動画はこちら。
エリオット波動は相場の基本的な値動きパターン 押し目で稼ぐ
エリオット波動 引用元:Yahoo!ファイナンス「シュッピン(3179)」より
上の株価チャートはエリオット波動がわかりやすく示現されている好例です。
第1波~第5波までが株価の上昇局面の波動です。
上昇⇒下落⇒上昇⇒下落⇒上昇のサイクルが一目でわかります。
A波~Ⅽ波は株価の下降局面の波動です。
下落⇒上昇⇒下落のサイクルが見て取れます。
上昇局面5波動
第1波…本格上昇のための基盤固めの波
第2波…終着点が第1波の始めを割り込まず、第3波の本格的な上昇を示唆
第3波…出来高を伴って上昇局面で最大の株価上昇をする
第4波…最後の上昇である第5波を形成する前の基礎固め。複雑なチャートになることも
第5波…最後の株価の吹き上げ
下降局面3波動
A波…押し目と間違われやすい。そのため、投資家の買い意欲が強くB波の上昇を誘う
B波…A波による下落に対する一般的な戻り。小反発
Ⅽ波…完全な株価の調整局面。上昇サイクルが完全に終わったことを意味する
エリオット波動の注意点
エリオット波動による分析は、NYダウや日経平均などの株価指数、ゴールドなどの商品や為替などのチャート分析との相性が良いのですが、個別株との相性は良くない場合があります。
コメント