【テクニカル分析】フィボナッチリトレースメントの実践的使い方!
出所:フィボナッチのうさぎ
という数列が完成します。この数列の法則が、 何故か自然界にある様々なものに対応している んです。
1/1=1、2/1=2、3/2=1.5、5/3=1.フィボナッチリトレースメントの精度 666、8/5=1.6、13/8=1.625、
21/13=1.615384、34/21=1.619047、55/34=1.617647
89/55=1.618181、144/89=1.617877、233/144=1.618055…
377/233=1.618025、610/377=1.618037、987/610=1.618032
最終的に 「1.618」という数字に近似 していきます。これを フィボナッチ数列の黄金比 フィボナッチリトレースメントの精度 とよび、人が「美しい」「しっくりくる」と思う数字の比率になっています。
驚くべきことに、この「1.618」という数値が歴史的な美術作品や建築物などに反映されているのです。
1/2 = 0.5、2/3=0.67、3/5 = フィボナッチリトレースメントの精度 0.6、5/8 = 0.625、8/13 = 0.615
13/21 = 0.619、21/34 = 0.618…、34/55 = 0.618…、55/89 = 0.618…
最終的に「0.618」という数字に近似していきます。
1/3 = 0.333、2/5 = 0.4、3/8 = 0.375、5/13 = 0.385、8/21 = 0.381
省略しますが「0.382」という数値に近似していきます。これも黄金比率とされています。(※ちなみに0.382+0.618=1.000になります。)
フィボナッチリトレースメントでは、この 「38.2%」「61.8%」 に加えて半値といわれる 「50%」 を用います。(※23.6%という数値も用いられることがありますが煩雑になるため、ここでは省きます。)
フィボナッチリトレースメントの使い方
【具体的な使用方法】
- フィボナッチリトレースメントというツールを選択します。
- 直近の安値(高値)から最高値(最安値)へ向かってリトレースメントを引きます。
- 「38.2%」「50.0%」「61.8%」の価格帯で反発することを想定します。
- まず、直近の安値である350ドルにカーソル(1)を合わせます。
- 直近の最高値である408ドルにカーソル(0)を合わせます。
- 最高値をつけてから株価の調整が始まってどこで反発する可能性が高いかというと、ずばりフィボナッチ38.2%、50.0%、61.8%です。
買い増しを検討する時は、このフィボナッチの価格帯まで待つのが非常に有効である ことがわかります。
- まず、直近の安値である1450ドルにカーソル(1)を合わせます。
- 直近の最高値である2070ドルにカーソル(0)を合わせます。
ここは明確な正解はないのですが、ひとつは 「誰にでもわかるであろうわかりやすい安値」 がいいです。
- まず、直近の高値である1.1908にカーソル(1)を合わせます。
- 直近の最安値である1.1525にカーソル(0)を合わせます。
このように、 フィボナッチリトレースメントは「買い(ロング)」の場面でも「売り(ショート)」の場面でも使うことが出来ます。
ぜひ、皆様もいろいろな銘柄や為替のチャートで実際にフィボナッチリトレースメントを引いてみて下さい。 「38.2%」「50.0%」「61.8%」の価格帯で反発 している場面が、いかに多いか、実感できると思います。
最後に
そして冒頭でも申し上げましたが、あらゆるテクニカル分析の手法、ツールは 「100%機能するわけではない」 ということを念頭においてください。
リスクリワード比率
投資はお金ではなく期待値を積み重ねる作業である
ここからフィボナッチリトレースメントに加えてダウ理論、移動平均線や、ライントレード(水平線、トレンドライン)、さらに上級者向けにはなりますが「マルチタイムフレーム分析」という究極のエントリースキルまでを皆様にお伝えできればと考えています。
bitFlyer Lightningで活用したいビットコイントレード手法:フィボナッチ・リトレースメント
フィボナッチはレオナルド・フィリオ・ボナッチ(1170年~1175年ごろ)という、中世ヨーロッパの数学者の名前に由来しています。
1、1、2、3、5、8、13、21、34、55・・・
この数列は「隣り合う2つの数を加えると、次の数に等しくなる」という規則を持っています。フィリオ・ボナッチは著書「算術の書」でこの数列を初めて世に広めたので「フィボナッチ数列」と呼ばれるようになりました。
②フィボナッチ・リトレースメントの見方
次にフィボナッチ・リトレースメントの基本的な見方について解説します。フィボナッチ・リトレースメントは下記のような作り方になるのでチャートをご覧ください。
チャート上の安値を0%、高値を100%としてラインでつなげると、その位置から算出された23.6%、38.2%、50%、61.8%、78.6%の水準がプライスと一緒に表示されます。
③フィボナッチ・リトレースメントを利用したトレード手法
次にフィボナッチ・リトレースメントを利用した取引手法を解説していきたいと思います。先章では、フィボナッチ・リトレースメントのラインは戻り目処として機能しやすいということをお伝えしました。つまりこのラインを利用してトレードをすることができます。下記のチャートをご覧ください。
上記のチャートはビットコインの4時間足チャートです。27日に急落した後、戻り高値の目処を把握するためにラインを引いています。
④フィボナッチ・リトレースメントを利用したトレード手法(応用編)
フィボナッチ・リトレースメントを、他のテクニカル指標と組み合わせてより精度を上げることもで きます。精度を上げるということはそれだけエントリーの条件が厳しくなり、トレードチャンスが厳選されことを認識しておいてください。それでは下記のチャートをご覧ください。
上図はビットコインの日足チャートです。フィボナッチの緑の丸印に注目してください。最初の丸印では半値戻しの位置で綺麗に止まっています。そして下段のテクニカル指標はストキャスティクスです。ここでの最初の丸印は売られ過ぎの水準まで到達しており、反発する可能性が高いと判断してロングエントリーしやすいと言えます。
⑤トレードで重要なポイント
あらゆるトレード手法に共通して言えることですが、トレードで最も大事なポイントは「メンタルコントロール」です。トレード中のメンタルコントロールに重要なポイントを下記にまとめてあります。
2番の「自分の許容範囲を超えた取引量で行わないこと」の「許容範囲」とは、ポジションを取った後に感情に焦りが生まれたり、常に価格を見てしまう程、気になっている心理状態を指します。
学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12
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フィボナッチリトレースメントの精度
GYSE-FXシリーズはロッド部材質を従来のステンレスではなく、ポリオレフィン樹脂を使用した新しいモデルです。
ロッド部に柔軟性を持たせた構造となっておりますので、曲線状での位置検出が実現可能です(最小曲げ半径200mm)。
センサー内部はGYSEシリーズを使用しているため、高精度な検出が可能です。最大有効ストロークは4000mmです。
GYSE-FX-QはA/B相パルス出力です。
線形性 | ±0.025%FS以下(Min.±50μm) TYP |
---|---|
分解能 | 0.01mm(標準)、0.1mm、0.05mm、0.005mm、0.002mm、0.001mm |
繰返し精度 | ±0.001%FS以下(Min.±3μm) |
温度特性 | ±15ppmFS/℃以下 |
出力形式 | インクリメンタル出力 |
位置出力(標準) | A/B相(4逓倍)、Z相なし、RS422差動ドライバ |
速度出力(オプション) | オプションなし |
警報出力 | オープンドレイン 50V 0.1A (マグネット脱落時) |
供給電源 | +24(±2)VDC(80mA) |
走査周波数 | 標準1kHz(ストローク1000mmまで) |
使用温度範囲 | 0℃~+65℃ |
保存温度範囲 | -20℃~+65℃ |
耐振 | 3G(または 40Hz 1mmpp) |
耐衝撃 | 10G(2msec) |
保護規格 | IP65 |
外形寸法図
コネクタ(ストレート型)(標準) | ケーブル直出し型(オプション) | コネクタ(L型)(オプション) |
---|
■材質 プローブヘッド:アルミ合金、プローブロッド:ポリオレフィン樹脂
■マグネットはNo.2Y(標準)が付与します。
■使用コネクタ:レモ製(シェル材質:黄銅Niメッキ)。 フィボナッチリトレースメントの精度
(標準:ストレート型、オプション:L型)
フィボナッチでFXを攻略!相場で意識される理由、引き方から使い方まで徹底解説
インジケーター解説
みなさん、こんにちは!生まれ変わってもきっとニート、ORZ(おつ)です(・∀・)
今回はみんな大好き フィボナッチリトレースメント について解説していきます。
FXではフィボナッチ系のツールが5種類くらいありますが、中でも群を抜いて使われてるのがこの フィボナッチリトレースメント です。FX界隈でフィボナッチといえば フィボナッチリトレースメント のことだと思ってまず間違いありませぬ。
さっそくフィボナッチリトレースメントとはなにかを超ざっくり説明すると、
「人が意識しやすい反発ポイントの候補をいくつか挙げてくれるツール」 です。
2点を結んで線を引くだけで、反発の起こりやすいラインを表示してくれるため、 初心者の方でも比較的とっつきやすい 部類のツールかと思います。
しかし多くの方は、フィボナッチを 使うべき相場を理解せずに 使ってしまってたり、フィボナッチを 過信してそれだけを根拠に トレードしてしまってる、という点に問題を感じることもしばしば(・∀・;)
どんなツールも 使うのに適した相場・適さない相場がありますし、万能ではない のでそれ一本で勝ち続けるのは正直キビシイでしょう。
- これからフィボナッチを使ってトレードしてみたい
- フィボナッチを使ってみたもののなかなか勝てない
という方に向けて、 フィボナッチの概要〜使いどころ、他のインジケーターと組み合わせた実戦的な使い方 まで、自分の持てる知識を余すところ無くお伝えしていきます(`・ω・´)ゞ
こちらの動画をご覧になってから読み進めていただくと、理解しやすいかと思います٩( ‘ω’ )و
まずはフィボナッチ数について知ろう!
つまり フィボナッチリトレースメント は 「フィボナッチ数に基づいて、反発の起こりやすいポイントを示唆するツール」 ということになります。
より深く理解するためにも「フィボナッチ数」のことを軽く知っておきましょう٩( ‘ω’ )و
「フィボナッチ数」について軽く説明♪
フィボナッチ数は 隣り合う数字を足すと次の数字になる ような数列です↓
1個前の数字で割り算すると段々と 1.618 という数値に収束していきます。
この1.618というのはいわゆる 黄金比 というもので、 人が本能的に美しいと感じる比率 なんだそうな。
んで、 黄金比 の親戚みたいな存在として フィボナッチ比率 というのがあるんですが、、、
フィボナッチ数において1個後の数字、2個後の数字、3個後の数字で割り算をすると、それぞれ 0.618、0.382、0.236 といった数値に収束していきます。
これまた人が本能的に美しいと感じる比率で、それをFXで利用するためのツールが フィボナッチリトレースメント ってわけなのです。
なぜフィボナッチが相場で意識されるのか?
人が売り買い、すなわち人が行動するからにはそこには本能的な影響も少なからずあるはずで、前述のとおりフィボナッチ比率は人が本能的に美しさを感じるため、 相場でも自然とフィボナッチ比率のポイントに売り買いが集まりやすくなり 、結果的に意識されやすいと言えるのではないかと思います。
また、それだけではなく 「フィボナッチ比率が意識される」という認識が広まったことにより、フィボナッチ比率を意識的に利用してトレードする人が増えた ことも、よりいっそうフィボナッチ比率が意識されることに繋がってるのではないかと思います。
フィボナッチの使い方を解説
“使い方”と一口に言っても、そもそもの フィボナッチの使いどころ 、 フィボナッチの引き方 、 実践での使い方 と段階的に分けて説明したほうが理解しやすいと思うので、順を追って解説していっきま〜す♪
フィボナッチの使いどころは?
結論から言うとORZ的には トレンド相場 や トレンド転換 では使えますが、 レンジ相場 では使うメリットが無いと考えてます(・∀・)
フィボナッチの引き方は?
フィボナッチの引き方については 上昇トレンド であれば 安値 → 高値 、 下降トレンド であれば 高値 → 安値 の2点を結べばOKです♪
ちなみに「ヒゲを結ぶ」のか「実体を結ぶ」のか気にする方もけっこーいらっしゃいますが、ぶっちゃけどっちでも大丈夫です!迷ったらとりあえず ヒゲ同士 を結んであげましょう。
んで、パッと見で 意識されてるラインとズレるようなら微調整 フィボナッチリトレースメントの精度 してあげればおkです。
左図のようにヒゲ同士結んだものの、実際に反発が起きてるポイントからズレてしまっていると精度良くトレードできないですよね!こういった場合は適宜調整して、意識されてるラインを見誤らないように気をつけましょう٩( ‘ω’ )و
フィボナッチの実践的な使い方やいかに?
①トレンド相場で使うパターン
上昇トレンドなので 安値 → 高値 方向へと線を引っ張りますと・・・
23.6のラインがMA50といい感じにクロスしとります!
今回の上昇トレンドは特別MA50が意識されてるというわけではないので、 MA50だけを根拠に仕掛けるのはちとリスクが高そう。。。
という2つの根拠が揃うポイントなら、抵抗帯としてかなり堅そう。そのため、ここで反発が確認できたら 押し目買いエントリー という戦略が立てられるわけです(・∀・)!
②トレンド転換で使うパターン
過去の値動きに注目してみると反発しているポイントもあるため、再度抵抗帯として機能する可能性があります。ここでの反発が確認できたら 売りポジションを持つ というエントリー戦略を立てるってわけですな(・∀・)!
23.6のラインを突破したら次は38.2まで特に抵抗もないですし、短期的には上昇トレンドを形成してるので、38.2までの 短期押し目買いトレード を狙うといった戦略が思い浮かびます♪
この相場では最終的に50.0のラインまで伸びていたので、 23.6→38.2 と 38.2→50.0 の2回ほど短期トレードが狙えたことになりますが、転換点から遠くなるほど戻る可能性は低くなりますし、23.6から38.2が値幅的にもちょい多く取れるので、狙うなら 23.6→38.2がORZ的にはオススメ です(・∀・)
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