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初心者におすすめのネット証券は

初心者におすすめのネット証券は
(写真=PIXTA)

「ネット証券の特徴と種類」と「私設取引」「ミニ株」の解説【投資初心者必見】

一般的な証券会社は、店舗を持ち、営業担当者が顧客対応をするので手厚いサポートが魅力ですが、その分コストがかかっているので、手数料が高くなっています。億円単位の資産を運用するのであれば、一般的な証券会社のほうがよいかもしれません。
しかし、過剰なサービスを必要としない人にとっては、一般的な証券会社の利用は、手数料の高さがネックになるでしょう。
若いうちはネット証券で「少額から気軽に」投資を進めてはいかがでしょうか。

(2) ネット証券各社の手数料の比較

代表的なネット証券であるSBI証券、楽天証券、マネックス証券の3社を比較していきましょう。
現物取引を行ったときの手数料は次のようになっています(*1、2、3)。 現物取引とは、株式取引なら、ある銘柄の株を買ったり売ったりすることです。表中の約定とは、売買成立のことです。

SBI証券 楽天証券 マネックス証券
1つの注文の約定代金に対する手数料 50円(5万円以下)~973円(3,000万円超) 50円(5万円以下)~973円(3,000万円超) 100円(10万円以下)~1,000円または1,500円(100万円以下)~約定金額の0.10%または0.15%(100万円超)
1日の約定代金に対する手数料 0円(100万円以下)~1,162円(200万円以下)(以降100万円増加ごと:400円ずつ増加) 0円(100万円以下)~3,000円(300万円以下)(以降、100万円増加ごと:1,000円ずつ増加) 100万円以下:500円(以降、300万円ごとに2,500円ずつ増加)

(3) 「売り」の比較

●SBI証券の売り(*4)

  • ネット証券口座開設数、No.1(530万人以上に選ばれている)
  • ダントツのIPO取扱銘柄数(2020年3月期、全92社中86社を取扱った)
  • Tポイントが使え、貯まる
  • 豊富な投資情報を提供

●楽天証券の売り(*5)

  • 楽天ポイントが使え、貯まる
  • 楽天銀行の普通預金金利が0.1%になる
  • 楽天証券と楽天銀行の口座間の入出金手数料が無料
  • 豊富な投資情報を提供

●マネックス証券の売り(*6)

  • 手数料をキャッシュバック
  • 米国株も取り扱う
  • 開設口座数188万件、預かり残高4.3兆円
  • 投資信託は100円から積立できる

この3社に限らず、著名なネット証券はどこもサービスのよさを売りにしています。どこを使っても、大きな損得は発生しないでしょう。
そのため、ネット証券のサイトの使いやすさや、ポイントの使い勝手などで選んでもよいかもしれません。
2、3のネット証券に口座を開いて、実際に使ってみて、取引しやすいところを集中的に使うという方法も有効です。

2. 夜間取引ができる私設取引とは

私設取引とは、特定の証券会社を通して、株式、債券、投資信託などの有価証券の取引を行う仕組みです。
通常の有価証券取引は、東京証券取引所などの証券取引所を通す必要がありますが、証券取引所が開いている時間しか取引できない欠点があります。
そこで1998年に法律が改正され、私設取引が合法化されました。欧米では私設取引は主力市場になっています。
私設取引はPTS(Proprietary Trading System)と呼ばれることもあります。

(1) なぜ夜間取引が必要なのか

通常の株式取引では、15時以降に大きなニュースが発表されても、翌朝9時まで待たなければなりません。株価が上がることや下がることが確実なのに、長時間にわたって売買できないのは不安です。
しかし夜間取引が行われていれば、15時以降のニュースの内容に応じて、即座に株式を売買することができます。
ビジネスパーソンも仕事が終わってからじっくり腰を据えて株式投資をすることができます。

3. 少額から始められるミニ株とは

証券会社が、「単元株数の10分の1の整数倍で売買する」と決めれば、10株や20株単位で買うことができます。 初心者におすすめのネット証券は
これならトヨタ自動車の株でも、最低78,120円(=1株7,812円×100株(単元株)÷10)で買うことができます。
ミニ株でも配当を受けることはできますが、議決権は原則行使できません。

4. まとめ~自分に合ったツールを使おう

ほとんどのネット証券の関係者は、同じ気持ちを持っているのではないでしょうか。
株式や債券や投資信託は、かつては一部の富裕層の人たちの資産運用ツールでした。 しかしインターネットを使ったネット証券サービスが広がったことで、誰でも簡単に低額から投資できるようになりました。ネット証券は、価格破壊によって資産運用ツールを庶民に提供したといえます。

初心者におすすめのネット証券は

その納税の際に使用するのが、「一般口座」と「特定口座」。
「一般口座」を選ぶと、納税のアレコレ、例えば投資後の損益計算、税金の納付手続き、確定申告などなどの作業を
すべて投資家本人が行わなければいけません。
だけど、投資を始めたばかりの初心者には難しい!

というわけで、オススメなのが「特定口座」なのです。 初心者におすすめのネット証券は
この口座を利用すれば、SBI証券口座内で発生した利益分にかかる税金をSBI証券が代わりに計算してくれます。
さらに「源泉徴収あり」を選べば、SBI証券が代わりに税金を納付してくれるので、私たちは原則確定申告をしなくてもOK。
そして何より嬉しいのは、こんな素晴らしいサービスなのに手数料がかからないこと!
それなら自分で確定申告する必要がある人以外は「SBI証券に任せる 源泉徴収あり」を選んだほうがいいに決まっていますね!

口座開設 第二の関門

口座種別の選択_NISAの選択

次に待っていたのは「NISA」の選択。
「NISA」っていう言葉はなんとなく聞いたことがある気がするけど、
細かいことや「つみたてNISA」との違いはちんぷんかんぷん。さてどうしましょう。

どうやら、「NISA」とは、投資における税の優遇制度らしい。
つまり、投資をする際にNISA口座を利用すれば、一定期間内の運用から得られた利益を、税金が引かれることなく受け取ることができるというのです。
税金をゼロにできるなんて、これを利用しない手はないですよね?

「つみたてNISA」は、年間の投資上限額が40万円と少なめですが、その分、非課税期間は最長20年と長め。
毎月少額から積み立て投資ができます。
けれど、投資できる商品は、長期の資産形成に適した一部の投資信託等に限られます。

店舗型証券とネット証券の違いは?
株初心者の疑問を、 お金のプロがゆる~くまじめに解決

『マネラジ。』は株式会社Money&Youの頼藤太希と高山一恵がお金や働き方についてゆる〜く語るPODCAST番組です。第5回目のテーマは、「株はどこで買えばいいの? 店舗型証券とネット証券どっちがいいの?」です。そろそろ株を始めてみたい。でも、「株はどこで買えるの?」「口座を開設したいけれど、種類がよくわからない!」など、ちょっと難しく感じていませんか? 今回は株取引の入り口について、わかりやすく・ゆる~く語ります。

  1. 株式会社Money&You 代表 頼藤太希 氏
  2. 株式会社Money&You 初心者におすすめのネット証券は 取締役 高山一恵 氏

株はどこで買える?

頼藤太希氏(以下、頼藤):こんにちは。

高山一恵氏(以下、高山):こんにちは。

頼藤:本日のテーマですね。第2回目でかすみさんからお便りを頂いたじゃないですか。

高山:かすみさんね。

頼藤:覚えてますか?

高山:はいはい。ありがとうございます。

頼藤:その時に「どこで株を購入すればいいの?」っていう質問があって、後日お話ししますって言ったと思うんですけども。今日はそれについてお話ししようかなと。

高山:はい。

頼藤:まず、「株はどこで買えるのか?」っていうところから。

高山:そうですね。そもそも、株は銀行で買えるって思っている人もいると思うんですけど。基本的には、証券会社で買えますっていうことをおさえてほしいなと思っています。

頼藤:銀行では、投資信託ぐらいしか買えないんですよね。

高山:そうですね。投資信託とか外貨とか国債とかしか買えなくて……。

頼藤:株は買えないんですよね。

高山:はい。証券会社でしか買えないということで。

頼藤:はい。

高山:証券会社って言っても、大きく分けて2つあるんですよね。

頼藤:おおー。

ネット証券と店舗型証券の違い

高山:インターネットでやってる、「ネット証券」っていうもの。あとは、街を歩いていると、野村証券とか大和証券とかがありますよね。そういう、いわゆる「店舗型」の大手証券会社があります。

頼藤:僕も、ネット証券を使ってます。

高山:ネット証券を使ってるってことで。

頼藤:もちろんです。

高山:はい。今「もちろんです」っておっしゃいましたけど、ネット証券と店舗型の証券会社は、どこがどう違うんですかね?

頼藤:やっぱり、ネット証券は手数料がぐんと低いんですよ。

高山:ぜんぜん違いますよね。

頼藤:やっぱりね、お金を増やすって考えた時に、(大事なのは)コスト意識をどれぐらい持てるかっていうところなんですよね。投資をしたら必ず手数料を取られるのであれば、投資を始めた瞬間に、実はマイナスでスタートしてるんですよ。

高山:というのは?

頼藤:手数料で(マイナスが発生する)。

高山:あ、そうか!

頼藤:例えば、株を10,000円で買った時に(手数料で)1,000円引かれていたら、9,000円のスタートということになっていて。その1,000円を取り戻すって、けっこう大変じゃないですか。

高山:とくにね、今は大変ですよね。

頼藤:だけども、ネット証券だと、100円ぐらいの手数料で(投資が)できる。絶対、ネット証券の方がいいですよ。

高山:私より上の世代の方はね、やっぱり「ネットは怖い」とかね、なかなか抵抗感のある人が多くて。どうしても、店舗型の証券会社でやっちゃう人が多いんですけど。

頼藤:人に相談できるっていうところで、安心感はありますよね。

高山:そこはメリットで。

頼藤:メリットですよね。その点をネット証券では、自分でどうにかしないといけないっていうことなので。

高山:そうか。口座開設からなにから、全部自分でやらなきゃいけない。

頼藤:そうなんですよね。

高山:多分、初心者の方がいちばん気になってるのが、「銘柄をどうやって選べばいいのか」なんていうところだと思うんですね。

頼藤:はい。

高山:私の周りにいる上の世代の方を見てると、(店舗型の)証券会社に行くと、証券会社の方から「こういう銘柄がいいですよ」って教えてもらえる。「お勧めがあるから(店舗型の証券会社が)いいかな」と思って行っちゃうこともあるんです。一方、ネット証券だと、全部自分で調べなきゃいけないんですよね。

頼藤:そうですよね。その点は、自助努力が必要だから。

高山:うんうん。

頼藤:そのコスト意識を持つと、「やっぱりネット証券がいい」ということになってくるんですよね。

高山:なるほどなるほど。

頼藤:「ネットだから危ない」とかって、なくて。セキュリティーもしっかりしてますし。

高山:はい。じゃあ、(ネット証券は)とくに問題がないってことですよね。

頼藤:問題ないですよね。

高山:私たちなんかもうね、ネット証券しか考えられないですよね。

頼藤:考えられないですね。

高山:けっこう使っちゃってます。使い勝手がいいですよね。

頼藤:そうですよね。店舗型だと、証券会社の手数料が、1回の注文で2,000円かかることもあるんで。

高山:はいはい。

頼藤:買う時に2,000円取られて、売る時にも取られるってことですよね。

高山:はいはい。

頼藤:でもネット証券だったら、(手数料が)100円で買えて100円で売れると。

高山:はい。

頼藤:それぐらいで(取引ができる)。あとは、ネット証券の中でも手数料に差があるので。そこは比較サイトを見て、開設する証券口座を選んでもいいのかなと思うんですよね。

高山:うんうんうん。

頼藤:ほかには、デイトレードしたいとか。

高山:はいはい。頻繁にね。

頼藤:「ほったらかしでいい」みたいな。人によって、価格プランが違うものがあるんですね。そういう取引スタイルに合わせて、手数料比較をしてもいいのかなと。

アプリも使えるネット証券

高山:うんうん。(手数料が)けっこう安いところになってくると、私や頼藤さんも使ってると思うんですけど、SBI証券はかなり低いのかな。

頼藤:マネックス証券も使ってます、僕。

高山:私もマネックス証券を使ってるんですけどね、あれはもう長期保有の銘柄しか買ってないので、ほとんど見てないです。やっぱり頻繁に取引するとなると、さっきも言ったSBI証券かなと。

頼藤:そうですね。あと、1注文ごとの約定代金がいちばん安いのが、ライブスター証券ですね。

高山:ライブスター証券。はいはい。

頼藤:あとは1日の取引の金額が10万円以下だったら(手数料は)0円というのを、松井証券でやっていますね。

高山:なるほど。コストにこだわるんだったらそういうところなんだけど。ただ、商品の品揃えや、情報の見やすさ・サイトの見やすさとかがあるじゃないですか。

頼藤:そうですね。

高山:そういうの総合すると、どうかな。SBI証券ですか?

頼藤:SBI証券ですね。「株じゃなくて、投資信託をやりたい」ってなった時も、種類は多いですし。

高山:そうですよね。店舗型の証券会社とネット証券って何が違うかっていうと、コストもそうなんですけど、昔は商品の種類がぜんぜん違うって言われていて。昔は、大手の野村さんとか大和さんの方が、債券や投資信託を買おうと思った時に圧倒的に種類が多いから、店舗型がいいって言う人も多かったんですけど。今は(ネット証券も)引けを取らないですよね。

頼藤:あと、(ネット証券には)アプリがあるじゃないですか。それで簡単に注文できるようになったんで。

高山:あ、若い方にはとくにいいですね。

頼藤:そうですね。そうすると、場所や時間を選ばず注文できると。

高山:はい。

頼藤:ということなので。「ネット証券は怖い」って思ってる方も、コストは安いし、使いやすさ・見やすさも、十分あります(ので、ぜひ)。あとは、ネット証券だと人に相談することができないんですけど、(代わりに)動画で解説してくれるんですよ。

高山:見やすいですよね。初心者向けのコンテンツがね、本当に。

頼藤:そうですよ。専門用語の解説動画や、株式の期間取引っていうのはどんな状況だったのかとか。あとは、最近イギリスがEU離脱した時にけっこうマーケットが動いたんですけども、それの解説動画とか。

高山:うんうんうん。

頼藤:なので、十分勉強をしながら取引できるっていう点で、ネット証券がいいのかなと。

高山:そうですよね。口座を開設するだけなら、無料ですからね。

頼藤:だから何社開設してもいいんですよね。

高山:はい。今頼藤さんが言ったような動画も、無料で見れる場合が多いですもんね。

頼藤:そうですそうです。

高山:だから、情報を得るだけでも(ネット証券は)便利だなと思いますよね。

頼藤:そうなんですよ。まずは、証券会社に口座を開設しないといけない というのがあって。(それもあって)証券会社は、ネット証券がいいんじゃないかと。

高山:そうですね。コストから考えてみるとね、やっぱりネット証券がいいんじゃないかなっていうのがありますね。あと、商品の品揃えも豊富にあるし。でも私の一押しは、SBI証券。

頼藤:はい(笑)。僕もSBI証券はいいと思います。あと、マネックス証券のアプリが僕は大好きなんで。

高山:なるほど。

つまずきやすい口座開設

頼藤:口座開設の流れってどんな感じになるんですかね?

高山:口座開設の流れは、まずインターネットで、口座開設の資料を取り寄せてもらう。申込書とかがご自宅に送られてくるので、そこに記入してもらって。あとは身分証明書と、あと個人……あれ、なんだっけ? 番号?

頼藤:マイナンバーですね(笑)。

高山:古いですね。マイナンバーとかも含めたいろいろな必要書類を送って、口座開設まで多分1週間ぐらいかな。

頼藤:そうですね。その時に、口座の種類がいくつかあるんですよね。

高山:はい。

頼藤:そこでつまずく人も多いと思いますので、口座の種類の解説もお願いします。

高山:はい。「特定口座」とか「一般口座」とか。

頼藤:「一般と特定ってなんだよ?」みたいになっちゃいますよね。名前の付け方も、ちょっと変えてほしかったんですけど。

高山:ちょっとね。本当にみんな、書類の記入時点でやめちゃうっていう。そこの挫折が多いですよね。

頼藤:そこのハードルが高いんですよね。うんうん。

高山:そもそも特定口座って言うのは、例えば利益が出た時に……普通は利益に対して税金がかかるので、確定申告に行かなきゃいけないんですよ。

頼藤:はい。

高山:なんですけど、特定口座にしておけば、もう利益に対しての税金が引かれちゃって、利益だけが入金される状況になる。確定申告の手間がいらないんですよね。

頼藤:うんうん。

高山:でも一般口座の場合は、確定申告しなきゃいけないっていう手間がかかる。その違いがあるってことですよね。でも一般口座は、(利益が)20万円以下だと確定申告しなくていいんですよね。

頼藤:そうですね。確定申告は、その利益が20万円以下であれば(しなくていい)。ただ、住民税は払わなきゃいけないですね。

高山:あ、まーねー。

頼藤:そのへんはあるんですけれども。

高山:どうですか? もし特定口座か一般口座かで悩んだ時は、もう特定口座で、あと源泉徴収ありにしておけば間違いないですかね。

「源泉徴収」って?

頼藤:そうですね。「源泉徴収」っていうのは大丈夫ですかね、言葉は。

高山:あ、源泉徴収っていうのは……税金を引いてくれるって、さっき頼藤さんが言ってくれたんですけど。実は投資の利益に対して、20.315パーセントも税金がとられちゃうんですね。

頼藤:そうですね。住民税(で5パーセント)と、所得税・復興特別税(で15.315パーセント)ですよね?

高山:はい。合わせて、20.315パーセント税金を取られちゃうんです。例えば、100万円儲かったとしたら、約20万円。

頼藤:20万3,150円。

高山:それを差引かれた金額が、入ってくるっていう制度なんで。

頼藤:はい。本当はその20万円を、税金として納めないといけない。だけど源泉徴収ありの特定口座にすると、(手続きを)証券会社がやってくれるということですよね?

高山:はい。

初心者におすすめの口座形式

頼藤:もう1つ、「配当受入れあり・なし」っていうのがあるじゃないですか?

高山:あー、はい。

頼藤:そこについても教えてください。

高山:配当受入れあり・なしは、あれですよね。配当金が出た場合に、どうやって受け取るのっていうことだと思うんですけれども。それは書類の……名前は何でしたっけ?

頼藤:「配当受入れあり」。

高山:配当受入れありに、チェックしておくといいってことですかね?

頼藤:そうですね。例えば年間で損した損失と、売却で損した損失の配当はプラスなので、その損益を通算してくれる。

高山:「通算」?

頼藤:通算っていうのは、例えば、年間でマイナス10万円損したとします。

高山:はい。

頼藤:配当で1万円もらうことになった時に、本当は1万円には税金がかかるんですけれど。(年間で)マイナス10万円の損があるので、(配当の1万円と)合わせると、マイナス9万円の損になったと。だから、1万円にかかる税金は払わなくていいってことです。それが通算ですね。「損益通算」って言うこともあります。

高山:なるほど。これは多分、投資をやってない方はイメージがつかないと思うんですけど。配当金って、昔は郵便局に行って換えていたんですよ。企業から「配当金が1,000円出ますよ」っていう書類が届いて、郵便局でそれを換えに行くっていう作業をしていたんです。

頼藤:はい。なので、初心者の方は「源泉徴収あり」「配当金受入れあり」で「特定口座」にしていただければ、問題ないと。

高山:はい、楽ですよと。

頼藤:そうですね。一般口座について補足すると、選んでもほとんどメリットないと。

高山:ないですね。

頼藤:一般口座っていうのは、いわゆる昔ながらの証券口座。これを選んだ場合は、確定申告に関わるすべての作業を、投資家ご自身でしないといけないっていうことなんですよね。

高山:なんで一般口座があるんだって話ですよね。

頼藤:そうですよね。昔ながらなんじゃないですかね。

高山:昔はですね、頼藤さんちょっと若いからあれなんですけど。一般口座を選ぶと、優遇される制度があったんですよ。

頼藤:はいはい。聞いたことがあります。

高山:それが、今はなくなっちゃったんで。なので今はメリットがないかなっていう感じですよね。

頼藤:そうですよね。先ほど言ったとおり、「源泉徴収あり」「配当受入れあり」の「特定口座」で、開設してもらえればいいのかなと。

高山:はい。

頼藤:書類の項目のチェックさえすれば、あとは投函するだけ。後日送られてくるIDとパスワードで、きちんとログインしていただいて。

高山:入金してもらって。

頼藤:さあいよいよ、株式投資の準備が整ったというところと言いますかね。

高山:はい。

投資は自己責任で

頼藤:といったところで、(第2回目でお便りをくれた)かすみさん。長くなっちゃったんですけど、「どこで株を購入すればいいの?」っていう質問の答えは、「ネット証券がいいよ」っていうところで。

高山:はい。

頼藤:ネット証券はコスト・手数料が安いから。でも、「どうしても人に相談したい」ということがあれば、店舗型の証券会社でもいいです。

高山:そうですね。ただし、いつも私たちが言っている、気をつけなきゃいけないことは、証券会社の人は自分の売りたい金融商品を売るかもしれないってことですよね。

頼藤:そうなんですよ。だから、株じゃなくて投資信託を勧められると思います。

高山:(笑)。

頼藤:その投資信託を、買ってもいいですよ。買ってもいいんですけども、きちんと内容も把握した上で買ってください。

高山:はい。

頼藤:結局、投資っていうのは自己責任なんで。損しても、担当者のせいにはできないんですよ。

高山:はい。くわしくは私たちの最初の共著であります、『金融機関が教えたがらない 年利20%の最強マネー術』っていう本。そのあたりに、金融機関のお勧めは危ないぞというような話もちょっとしてますので、ご参考にしていただければなと思います。

頼藤:はい。証券会社の口座を開く時には、先ほど言った「源泉徴収あり」「配当受入れあり」の「特定口座」にチェックを入れて申し込んでくださいということですね。

投資信託初心者におすすめの証券会社はどこ?迷ったらネット証券のSBI証券、楽天証券はいかが?

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銘柄選びに迷ったらIFAにご相談ください

考えられることとして、ネット専業の証券会社は当然ですが店舗を持っていないため相談窓口がないということが挙げられます。

ここで出てくるのが我々IFAという存在です。

IFAは証券会社側からは独立した立場ですので中立的なアドバイスが可能です。

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商号等:株式会社Fan 金融商品仲介業者 初心者におすすめのネット証券は 登録番号:北陸財務局長(金仲)第35号
当社は所属金融商品取引業者の代理権は有しておりません。
当社は金融商品仲介業に関してお客様から直接金銭や有価証券のお預かりをすることはありません。

【所属金融商品取引業者等】
株式会社SBI証券 金融商品取引業者 登録番号:関東財務局長(金商)第44号
加入協会:日本証券業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、一般社団法人第二種金融商品取引業協会、一般社団法人日本STO協会
楽天証券株式会社 金融商品取引業者 登録番号:関東財務局長(金商)第195号
加入協会:日本証券業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、日本商品先物取引協会、一般社団法人第二種金融商品取引業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会
ウェルスナビ株式会社 金融商品取引業者 登録番号:関東財務局長(金商)第2884号
加入協会:日本証券業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会
AlpacaJapan株式会社 金融商品取引業者 登録番号:関東財務局長(金商)第3024号
加入協会:日本証券業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会
ソニー銀行株式会社 登録金融機関 登録番号:関東財務局長(登金)第578号
加入協会:日本証券業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、一般社団法人第二種金融商品取引業協会

初心者にもおすすめの証券会社を10社紹介!概要やおすすめの理由を解説

初心者にもおすすめの証券会社を10社紹介!概要やおすすめの理由を解説

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初心者が証券会社選びで迷ったら「楽天証券」

初心者にもおすすめの証券会社を10社紹介!概要やおすすめの理由を解説

株式の現物取引手数料が業界最低水準の安さ

投資信託の購入手数料が無料

楽天証券の投資信託なら「楽天ポイント」で購入可能

おすすめランキングをもとにした証券会社の選び方

取扱いサービス内容で選ぶ

売買手数料が安価な証券会社

初心者におすすめのネット証券は
1回の取引金額 10万円 50万円 100万円 手数料定額コース
楽天証券 「超割コース」 「いちにち定額コース」
55円 275円 535円 1日の取引合計額100万円まで0円
SBI証券 スタンダードプラン アクティブプラン
99円 275円535円 約定代金100万円まで0円
GMOクリック証券 1約定ごとプラン 1日約定プラン
90円 260円 460円 1日の取引合計額100万円まで0円(信用取引も0円)
SBIネオトレード証券 一律(つどつど)プラン 定額(おまとめ)プラン
88円 198円 374円 1日の約定代金合計100万円まで0円
野村證券(オンライン専用支店) 152円 524円 1,048円

投資信託の取扱銘柄数が多い証券会社

つみたてNISA対応商品が豊富な証券会社

IPO実績のある証券会社

新規公開株式(IPO)とは「Initial 初心者におすすめのネット証券は Public Offering」の略で、未上場企業の株式が証券取引所に上場することを指し、公開された株式は市場で売買できるようになります。未上場であるIPOは公募価格が割安に設定されることが多いため、購入後、公募価格を初値が上回り、後に大きなリターンを得られることも多いことから人気の高い金融商品です。

    1.取扱数・配分数の多さ
    2.資金の入金時期
    3.抽選割合の高さ

当選後入金(申込時不要・前受金不要)の証券会社
野村證券
岡三オンライン証券
松井証券
SBIネオトレード証券
※資金の入金時期は、以下の(3)抽選配分とともに表を参考にしてください。

初心者におすすめのネット証券は
資金の入金時期 平等抽選への配分(配分予定数量に占める割合)
野村證券 事前入金・不要 10%以上オンライン取引の場合は完全抽選
岡三オンライン証券 事前入金・不要 100%
松井証券 事前入金・不要 70%以上
SBIネオトレード証券 事前入金・不要 [混合抽選方式]
・取引実績や保有資産によって当選確率が変わるステージ制抽選
・申込者全員を平等に抽選する平等抽選
マネックス証券 事前入金・要 100%
楽天証券 参加時点の預り資産の範囲内で申込可能100%
GMOクリック証券 抽選・配分が実施される購入申込最終日の15時時点で購入申込分の余力があること 100%

初心者にもおすすめの証券会社を10社紹介!概要やおすすめの理由を解説

『野村證券のIPOは、国内IPOの引受実績におけるシェア 初心者におすすめのネット証券は No.1(注3)を誇り、数多くの銘柄を取扱っています。また、主幹事数も業界トップクラスであるため、多くの当選チャンスが期待でき、大規模IPOも購入しやすくなっています。』
引用:野村證券「IPO」

初心者にもおすすめの証券会社を10社紹介!概要やおすすめの理由を解説

初心者にもおすすめの証券会社を10社紹介!概要やおすすめの理由を解説

『松井証券の抽選は配分予定数量の70%以上が完全平等抽選!』
『IPO、POの抽選は、公募・売出し価格以上で需要申告をしたお客様を対象に行っています。そのため、松井証券に口座を開設していれば、どなたでも当選のチャンスがあります。』
引用:松井証券

初心者にもおすすめの証券会社を10社紹介!概要やおすすめの理由を解説

初心者にもおすすめの証券会社を10社紹介!概要やおすすめの理由を解説

初心者にもおすすめの証券会社を10社紹介!概要やおすすめの理由を解説

米国株・米国ETFの取扱いが充実している証券会社

初心者にもおすすめの証券会社を10社紹介!概要やおすすめの理由を解説

【時間外取引】最大12時間もの取引が可能に
マネックス証券では時間外取引に対応。「プレ・マーケット」「アフター・マーケット」でも取引が可能です。
プレ:22時~23時30分
通常:23時30分~翌6時
アフター:翌6時~翌10時

初心者にもおすすめの証券会社を10社紹介!概要やおすすめの理由を解説

初心者にもおすすめの証券会社を10社紹介!概要やおすすめの理由を解説

ツールや情報などのサポート体制で選ぶ

スマホアプリなどの取引ツールが使いやすい証券会社

■SBI証券
【高機能取引ツール「HYPER SBI」の利用が無料化! 誰でも利用可能に】
2021年10月2日よりSBI証券の「HYPER SBI」は「誰でも」「無料で」利用可能となりました。
『ドラッグ&ドロップのマウス操作をするだけで注文発注や注文訂正、取消が可能です。数秒を争うアクティブトレーダーのために開発された最上位の発注機能を備えています。「HYPER SBI」でのドラッグ&ドロップの注文方法は、ネット証券で初めて導入された機能です』
引用:SBI証券「HYPER SBI」

【操作性の高い「SBI証券 株アプリ」】
SBI証券 株アプリはパソコン、スマートフォンどちらでも利用でき、主要指標や市場概況も簡単にチェックできます。操作性が高く、ランキングを見るだけで銘柄の動きがリアルタイムで分かるため、銘柄探しや情報収集がスムーズ。チャートの見やすさや情報量の多さはパソコンと同等です。スマホアプリメインで情報収集したい人におすすめできます。

初心者にもおすすめの証券会社を10社紹介!概要やおすすめの理由を解説

初心者にもおすすめの証券会社を10社紹介!概要やおすすめの理由を解説

【iSPEED for iPhone/Android】
スマートフォン版iSPEEDは日経225などの各種指数や為替レート、ニュース、ランキングなどのマーケット情報や個別銘柄情報、各種テクニカルチャートを含めて無料で利用できます。

初心者にもおすすめの証券会社を10社紹介!概要やおすすめの理由を解説

サポート体制がそろっている証券会社

初心者にもおすすめの証券会社を10社紹介!概要やおすすめの理由を解説

初心者にもおすすめの証券会社を10社紹介!概要やおすすめの理由を解説

初心者にもおすすめの証券会社を10社紹介!概要やおすすめの理由を解説

初心者にもおすすめの証券会社を10社紹介!概要やおすすめの理由を解説

担当者による投資アドバイスが受けられる証券会社

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人気証券会社おすすめ10選

1.【SBI証券】ネット証券最大手・利用者数No.1

初心者にもおすすめの証券会社を10社紹介!概要やおすすめの理由を解説

■口座開設でSBI証券限定のTポイント100ポイントがもらえる
口座開設すると、SBI証券限定Tポイントが100ポイントもらえます。(※「SBI証券限定Tポイント」:SBI証券のみで使用可能な有効期限付きTポイント)
SBI証券では、投資信託の買付は100円から可能で、Tポイントは「1ポイント=1円」として投資信託の購入に利用できます。

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SBI証券では対象銘柄の場合、自動で最もよい条件の市場へ注文が行える「SOR(スマート・オーダー・ルーティング)」注文が利用できます。 SOR対象銘柄の場合、注文入力画面ではSORでの注文が初期設定(デフォルト)の標準サービスとなっています。

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